札幌FW大森真吾 今度はホーム初ゴールだ!「サポーターの皆さんに勝つところを見せられれば」
■12月1日、札幌ドーム
前節(11月25日)のアウェーFC東京戦でプロ初ゴールを決めた北海道コンサドーレ札幌FW大森真吾(22)が、3日の浦和戦(札幌ドーム)で2戦連発となるホーム初ゴールを狙う。
FC東京戦の後半アディショナル4分の40メートル弾
FC東京戦の後半アディショナルタイム4分に、ハーフウエーライン付近から約40メートルの驚異的ロングシュートを決めた大森。新人選手待望の初ゴールに多くの札幌サポーターが歓喜し、また自身も多くの友人、知人から祝福が届いたそう。「あのゴールが自分にもたらしたメンタル的なものはすごく大きいと思います」と改めて喜びを口にする。ケガによる長期離脱から復帰し公式戦出場5試合目、ルーキーシーズン終了間際でのゴールとなっただけに「メンタル的な重しが取れた感じがあります」と、重圧から抜け今季最終戦を迎える格好となった。
小野伸二のラストゲームで決める
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浦和をホームに迎える一戦はMF小野伸二(44)の現役ラストゲームもあってチケットはほぼ完売。大森にとって初体験となる3万人超の札幌ドームでの戦いが予想される。「満員でやることなんてあまり経験できないと思うのですごい楽しみですし、そういう中で活躍できればすごい気持ちいいだろうな」と、ワクワク感を隠しきれない様子だ。
大森の背番号は小野のボーフム時代の23
プロ初ゴールをアウェーの地で決め、次の目標はホーム初ゴール。「ホームでゴールを取って、サポーターの皆さんに勝つところを見せられればいいな」と、札幌ドームで浦和のゴールネットを揺らすことに意欲をみせる。大森が背負う背番号23は、かつて小野がドイツ1部ボーフムで3シーズンに渡って着用していた番号。多くのアドバイスを受けた小野への感謝を胸に、札幌の未来を担うストライカーが天才の最後の舞台でまばゆい輝きを放ってみせる。