ファイターズ
2023/12/01 22:30

野村佑希 〝ジェイ先生〟として「夢の教室」に登壇 自らの夢として語ったのは

夢先生として教壇に立った野村は子供たちに自らの夢についての授業を行った(撮影・中田愛沙美)

千葉・松戸市立馬橋小学校を訪問して生徒40人に熱弁

 日本ハム・野村佑希内野手(23)が1日、「JFAこころのプロジェクト 夢の教室」で千葉・松戸市立馬橋小学校を訪問。〝ジェイ先生〟として教壇に立ち、5年生約40人を相手に熱弁を振るった。

まずはバッティング披露

 授業の前には、日本ハムのユニホーム姿で体育館に登場。「みなさん、ジェイ先生と呼んでください!」とあいさつし、バッティングを披露するなど元気いっぱいな子供たちと交流した。その後はスーツに着替えて、教室へ移動。自身の野球人生を振り返りながら、努力することの大切さを伝えた。

教室では自らの仰天エピで盛り上げ

 時折、子供たちに質問を投げかけるなど、和やかなムードで授業を進行。小学2年生から野球を始め、小4時に「監督が5年生と6年生を連れていなくなる」という仰天エピソードが飛び出すと、教室内がどよめきに包まれた。

プロ野球選手となった成功体験語る

 そこから県大会出場の目標を達成。中学時代はクラブチームの厳しい練習に耐え、名門・花咲徳栄高に進学した。慣れない寮生活で体重が10キロ減り、投手から野手へ転向。1年秋から4番で起用され、「やるしかない」とその冬は猛練習に励んだ。努力が報われ、甲子園出場、全国制覇、プロ野球選手と次々と夢をかなえた経験談を語った。

子供たちの反応に安堵

 今回「夢先生」を務めることが決まり、プロジェクトの担当者と打ち合わせを重ね、入念な準備をしてきた。子供たちも大いに盛り上がり、「みなさんのおかげです。反応が良かったなら、良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

いまの自らの夢も語り 小学生たちから拍手

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい