ファイターズ
野村佑希 〝ジェイ先生〟として「夢の教室」に登壇 自らの夢として語ったのは
千葉・松戸市立馬橋小学校を訪問して生徒40人に熱弁
日本ハム・野村佑希内野手(23)が1日、「JFAこころのプロジェクト 夢の教室」で千葉・松戸市立馬橋小学校を訪問。〝ジェイ先生〟として教壇に立ち、5年生約40人を相手に熱弁を振るった。
まずはバッティング披露
授業の前には、日本ハムのユニホーム姿で体育館に登場。「みなさん、ジェイ先生と呼んでください!」とあいさつし、バッティングを披露するなど元気いっぱいな子供たちと交流した。その後はスーツに着替えて、教室へ移動。自身の野球人生を振り返りながら、努力することの大切さを伝えた。
教室では自らの仰天エピで盛り上げ
時折、子供たちに質問を投げかけるなど、和やかなムードで授業を進行。小学2年生から野球を始め、小4時に「監督が5年生と6年生を連れていなくなる」という仰天エピソードが飛び出すと、教室内がどよめきに包まれた。
プロ野球選手となった成功体験語る
そこから県大会出場の目標を達成。中学時代はクラブチームの厳しい練習に耐え、名門・花咲徳栄高に進学した。慣れない寮生活で体重が10キロ減り、投手から野手へ転向。1年秋から4番で起用され、「やるしかない」とその冬は猛練習に励んだ。努力が報われ、甲子園出場、全国制覇、プロ野球選手と次々と夢をかなえた経験談を語った。
子供たちの反応に安堵
今回「夢先生」を務めることが決まり、プロジェクトの担当者と打ち合わせを重ね、入念な準備をしてきた。子供たちも大いに盛り上がり、「みなさんのおかげです。反応が良かったなら、良かったです」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。