【一問一答】万波中正 さらなる飛躍へオフは「ちゃんと練習します」
日本ハムの万波中正外野手(23)が3日、札幌市内で行われた「シーズンシートオーナーズパーティー」に参加。イベント前に報道陣の取材に応じ〝雲隠れトレ〟で鍛える今オフの重点課題を明かした。一問一答は以下の通り。
ーオフの自主トレはどこで何をするか
「言いたくないですね。ただ、ちゃんと練習しますということでお願いします」
ーあえて一人で集中する
「毎年そうなので。僕の中で1個の自主トレのこだわりといいますか、自分の練習をやるための期間なので、他の人に合わせることなく自分の課題と、やりたいことに向き合って、2カ月過ごしたいなと思っています」
ーバッティング面でやっていきたいこと
「まずは去年やってきたことを継続して、より精度を上げるっていうことが一つと。結構、細かい話にはなってくるんですけど、もっともっと体をうまく使う、重量を上げるパワーアップと、あとは打球速度、スイングスピードを上げるために筋力的に向上するのはもちろん、体の使い方、メカニックの部分でもまだまだなところがあるので、そういうところをしっかり詰めて。特にちゃんと右足にためるっていうことと、左足も使ってしっかり回るっていうその2つが大きいテーマになるかなと思いますね」
ーシーズン中に感じたテーマか
「シーズン中ずっとやってみて、引き付けて打ちたいとか、そういういろんな意識の中で、どんどん受け気味になってきてはいるので、前にぶつけていくとかいう感じでは全くないんですけど、ちゃんとバランスよく2本で回れるようにというところになるかなと。はい」
ーどういった効果が望める
「しっかり体の中心で回れる。今ちょっとその比率が後ろに傾いているような感じなので、それをなるべく中心で回れるように。その傾きがなければないほど、回転もどんどんしやすくなるし、速くなると思うので、なるべく速く回る、強く回るっていうために、どっちもバランスよく使って、真ん中で回れるようにっていうふうに思っています」
ー速球派の投手が多い。どれだけブレをなくすかが大事になる
「そこは本当に大前提にはなるんですけど、もう1個ステップアップするのはまずそこかなっていう。自分の中で」
ーシーズン終了後、米シアトルの練習施設「ドライブライン」でチェックしてもらった
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「そうですね。チェックもしたし、練習もしたしっていう。(ドライブライン側が)東京に来ているタイミングだったので、僕もちょうど行けるタイミングがなんとかあったので、2、3日行ってきました」
ー動作解析をして、数値など変化があった部分は
「やっぱり去年と比べてスイングスピードは速くなっていましたし、打球速度は、設備の関係で測ったりはできなかったんですけど。動作解析とスイングスピードを測ったりとか、そんな中から出した結論がさっきのところになるかなっていうところですね」
ードライブライン側からの助言は
「まさにさっきのことで。ちょっと後ろ体重で、すこし右側がつぶれちゃっている感じだったので、ちゃんと左側も使ってっていうような練習が徐々に始まった感じです」
ーちなみに去年のテーマは
「去年はまずはちゃんとローテーションして手をあんま使わずに打つというか、手がとにかく下がって下から振っちゃう癖があったので、高い位置をキープして。あとは体と下半身と上半身のローテーションで打っていくことを去年の最初から今年のシーズン終わりまで取り組んだ」
ー今オフのテーマは体の軸
「僕はそう解釈しています。とにかく、どっちもしっかり使うことは大事だと思います。左側も右側も」
ーそのための練習は反復練習になるか
「あ、ほんとに。地道っす」
ー同じことを繰り返す
「そうっすね。丁寧に。ドリルの内容とか、やる内容はちょっとずつ変わると思いますけど。ほんとそれをコツコツやるのは変わらないので、丁寧にっていう感じです」
ー来季の開幕戦の相手はロッテ。佐々木朗と対戦する可能性もある
「そうですね。いやー、強敵っすね。開幕戦ですごい気合も入っているでしょうし。ただ、もちろん勝とうと思ってやるので、何とか攻略できるように、チームとしてなんとか1点もぎ取って、僕個人としてはちゃんと力負けせずに打ち返したいなと思っていますし、チームの中で誰か、そういうバッターがいないと絶対ダメだと思いますし。僕は佐々木投手と四つに組んで、戦える力を付けたいなと思います」
ー初戦が大事になる
「そうですね。開幕戦の印象ってめっちゃあると思うので、まずスタートダッシュ、不安ばっかりですけど、まずけがをせずにその試合の打席に立つことが、ほんと一番だと思うので、そこはちゃんと意識しながら練習したいと思います」