レバンガが今季2度目の100失点でホーム7連敗 小野寺HC「今季一番内容の悪いゲーム」
■Bリーグ1部 第9節(12月3日、札幌・北海きたえーる)
▽レバンガ北海道79-100三遠ネオフェニックス
開幕2戦目の秋田戦以来、ホームで勝ちなし
大量失点でホーム7連敗…。レバンガ北海道は三遠ネオフェニックスと対戦した。今季2度目となる100失点を喫し、連敗を止められなかった。特にホームでは開幕2戦目の秋田戦以来、勝利から遠ざかっている。小野寺龍太郎HC(41)も「今季一番内容の悪いゲームだった」とバッサリ。ピックアップなどのミスが目立ち、相手を勢い付かせてしまった。次節は12月6日に再びホームに仙台を迎える。
目標とほど遠い結果にHCが苦言
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第2クオーター終了時点で39-41と競っていたが、後半は一気に点差を広げられた。失点は70点以下をチームで掲げているだけに、目標とはほど遠い結果になった。小野寺HCは「リバウンドにたどり着くまでのディフェンスのプロセスが良くなかった。ミスマッチも生まれたり、ピックアップのミスが生まれたり、ボックスアウトを徹底できない状況が多かった。特に後半は、自分たちのマインドがオフェンスに向いていた。失点があまりにも多すぎる」と苦言を呈した。フリースローも相手に26本与えるなど、簡単に点数を許す場面が目立った。
関野主将「自覚を持ってやってほしい」
停滞した空気を変えられる選手も見当たらなかった。SG/SFを務める関野剛平主将(29)は「ベテラン、ルーキー関係なく、自覚を持ってやってほしい。若手の選手がチームを鼓舞できるようになれば、崩れないチームになる」と期待を込めた。この日も4119人のブースターが詰めかけたが、勝利を届けることができなかった。関野主将は「スラムダンクや五輪予選でバスケ熱があって、ブースターのみなさんが試合に駆け付けてくれている。負け続けていたら減ってしまうと思うので、勝ちにこだわってやっていきたい」と危機感を募らせた。まずは次節の仙台戦で連敗を止め、上昇気流をつくり上げる。