タイ・ムアントン戦に向けて札幌MFスパチョークらが記者会見 元札幌MFチャナもエール
日本時間9日20時5分キックオフ
北海道コンサドーレ札幌は9日に行われるJリーグアジアチャレンジ2023/24でタイ1部ムアントン・ユナイテッドと対戦する(タイ・サンダードームスタジアム、日本時間20時5分キックオフ)。試合前日8日には記者会見が行われ、札幌からは沖田優コーチ(45)とタイ代表MFスパチョーク(25)が出席した。
フルメンバーじゃなくても良い試合できる
この試合の指揮を執る沖田コーチが「札幌らしい攻撃的なサッカーをタイの子供たちに見せて、いつかチェック(スパチョークの愛称)のようにJリーグでプレーしたいと思ってもらえるよう、頑張っていきたい」と意気込みを話せば、母国凱旋のスパチョークも「Jリーグが終了したので、ムアントン戦が最終戦。フルメンバーではないけど素晴らしい選手ばかりですので、良い試合をお見せできると思います」と誓った。
DF田中駿「内容、結果共に求めながら」
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札幌は6日にタイ入り。7日からスタートしたトレーニングでは、J1最終戦からやや間隔が開いた上、30度近い気温差もあって選手たちは苦しそうな表情を見せる場面もあったが、DF田中駿汰(26)は「気持ち良い気候だなという感じで、久々にサッカーができて楽しかった」と笑顔を見せ、「内容、結果共に求めながら、自分たちの攻撃的なサッカーをしっかりとピッチで出したい」と、今季リーグ3位の56得点を奪った攻撃力をタイの人々にも披露しようと意欲を見せている。
DF馬場は得点に絡むことにこだわる
札幌にとっては今季の締めくくりとなる大事な試合。DF馬場晴也(22)は「Jリーグでは攻撃の部分で、起点となるようなパスやアシスト、得点というのが取れなかったので、そこにこだわっていきたい。チーム一丸となって良い試合をして勝てれば、札幌サポーターも喜んでくれると思う」と、この一戦をさらなる飛躍へのきっかけとしようともくろんでいる。
チャナが昼食時に激励
7日の昼食時には、現在タイ1部のBGパトゥム・ユナイテッドに所属する元札幌MFチャナティップ(30)が姿を見せ、元チームメートの面々や顔なじみのスタッフたちとの旧交を温め、エールを送った。