コンサドーレ
2023/12/09 23:00

【プレーバック】ムアントン・ユナイテッド1ー1札幌(12月9日、タイ・サンダードームスタジアム)

 ■Jリーグ・アジア・チャレンジ2023/2024

 

浅野が先制ゴールも暑さに体力奪われ引き分け

 北海道コンサドーレ札幌は、FW大森真吾(22)、DF西野奨太(19)、GK松原修平(31)と今季リーグ戦では出番の少なかったメンバーを先発させたが、超攻撃的サッカーは全選手に浸透しており、前半から今季の戦い方を彷彿させるものだった。前半15分、GK松原のセーブからDF中村、MFスパチョークと繋ぎ、最後はFW浅野がシュート。同28分にも後方からの展開でDF馬場がシュートを放った。しかし、ゴールは割れず前半は0-0。

 後半、相手は一気に10人をメンバー変更。前半先発した選手は一人もいない状態でスタートした。一方、札幌は前半同様のメンバーだった。先制したのは札幌。同3分、右CKからDF福森が上げたボールをファーサイドでDF西野が落とし、ペナルティーエリア中央で待っていたFW浅野が右足でゴール左に蹴り込み1-0とした。

 しかし、気温32度。6日に現地入りしたとはいえ札幌とは20度以上違う暑さの中の試合。水分補給タイムもない条件が札幌選手の体力を奪っていった。同12分、ゴール前でDF中村が頭でのクリアをミスし、相手に渡りMFプラチェットに同点とされる。その後も、再三チャンスはつくるが、フィニッシュがうまく飾れず、1-1で引き分けた。


 ■故郷での試合にキャプテンマークを巻き出場したMFスパチョーク(25)
 「両チームとも守備、攻撃をきちんとやってるし、お互いにいいところを見せられた試合だった。今日はシーズンラストでいい準備をできていなかったが、来年に向けていい準備をしたい」

 

 

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