札幌MF駒井善成 来季の目標は全試合出場 道東のサポーターと触れ合い、パワーもらう
コンサドーレ北海道ツアー GK高木&河合CRCとともに道東へ
今季リーグ戦を終えた北海道コンサドーレ札幌は現在、選手たちが北海道の各市町村を訪問する『CONSADOLE HOKKAIDO TOURS』を実施中。9日からは道東コースのツアーが始まり、GK高木駿(34)とMF駒井善成(31)、河合竜二CRC(45)の3人が3日間にわたって道東の4市町を巡っていく。
初めての道東訪問 熱い歓迎に感激
プライベートも含めて初の道東訪問となった駒井は、地元の札幌サポーターから熱い歓迎を受け、触れ合いの時間を楽しんだ。
「良かったなって思います。なかなか札幌ドームへ試合を見に来られない人もいると思いますが、ここでもしっかりと応援してくれているというのを感じられる機会でした。本当にいろいろな人たちに支えられて、僕たちがこうやってサッカーができているんだなというのをあらためて感じました」と感謝の気持ちを口にした。
何事もポジティブに 大切なのは発想の転換
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SDGsをテーマとしたトークセッションでは、2019年に右膝を2度負傷した経験を語り「歩けること、ボールを蹴られることがうれしかった。それから後悔だけはしたくない、毎日を全力で生きると考えるようになりました」と力説。ネガティブな体験を前向きに捉えるという発想の転換の大切さを参加者に語った。
自身の経験を踏まえ、子どもたちと積極交流
児童を対象としたサッカースクールでは、プロの高いスキルを披露する一方で、高木とふざけ合って周囲の笑いを誘う場面も。終始、笑顔が絶えない時間を過ごした。
「なかなかプロ選手と触れ合える機会はないと思いますし、僕も小さい頃、プロの選手と触れ合えた時はすごくうれしかった」と自身の体験を述懐した。「一つ一つのプレーを楽しんでもらえたらなって。楽しんでもらった中で、自分たちのプレーを見てもらって、何か吸収してもらえたらいいな」と表情を緩めた。
来季で札幌7年目 狙うは全試合スタメン
来季は札幌加入7年目のシーズンとなる。今季は左膝負傷の影響で出遅れてしまっただけに「全試合出場というのを一つの目標にしたいです」と言い切る。
「来季はリーグ戦38試合という長丁場になりますけど、全試合スタメンで出られるように頑張りたいですし、自分のプレーでチームを引っ張っていきたいですね」。24年シーズンも背番号14が攻守両面で札幌をけん引していく。