ファイターズ
2023/12/10 20:25

畔柳亨丞 良き友でありライバルの孫易磊に対抗心「イーレイを1、2キロでも上回りたい」

鎌ケ谷で自主トレを行い、キャッチボールする畔柳(撮影・桜田史宏)

「BFAアジア選手権」で見せた孫易磊の投球

 日本ハムの畔柳亨丞投手(20)が10日、千葉・鎌ケ谷で自主トレーニングを行った。8日に行われた「BFAアジア選手権」の日本対台湾戦では、秋季キャンプで同部屋だった孫易磊投手(18)が快投。国際舞台で最速157キロを叩き出し、球界に衝撃を与えた。3年目の飛躍を目指す右腕は「負けてられない」と対抗心メラメラ。同世代のライバルと高め合い、その実力に磨きを掛けるつもりだ。

「もちろん負けるつもりはない」

 海の向こうから大きな刺激をもらった。沖縄・国頭の秋季キャンプで寝食を共にした孫易磊は、遠く台湾で季節外れの豪速球を繰り出していた。記事を通して、その活躍を知り「とにかくすごいの一言。1個下に良い選手がいるのは、こちらにもプラスになる。もちろん負けるつもりはないです」と闘志を燃やした。

努力する姿に感銘

 最速153キロを誇る畔柳は、同じ本格派投手の取り組みを間近で見つめてきた。意識高く練習に没頭する姿は、今でも強く印象に残っている。「イーレイは他人の目を気にせず練習に取り組んでいた。良い選手には、そういうタイプが多い。キャッチボールの前から1人でドライブラインのエクササイズをやったり、ウエートトレーニングも1人で黙々とメニューをこなしていた。その辺りは自分も見習いたいと思います」と、才能におぼれず努力する姿に感銘を受けた。

同部屋で見たオフの素顔に

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