コンサドーレ
2023/12/10 21:00

札幌GK高木駿が新シーズンに向け決意語る 「チームの中心としてやっていかなきゃいけない」

小清水町長に記念のユニホームを贈呈するGK高木(左)=撮影・工藤友揮

 北海道コンサドーレ札幌の選手たちが北海道の各市町村を訪問する『CONSADOLE HOKKAIDO TOURS』。現在道東コースのツアーに参加中のGK高木駿(34)が2024年シーズンへの決意を新たにした。

突然のアクシデントにも冷静に対処

 前日同行していたMF駒井善成(31)が他のイベントへ参加するため別行動となったツアー2日目。この日は河合竜二CRC(45)と共に小清水町を訪問する予定だったが、河合CRCが発熱による体調不良で参加を中止し、急きょ高木一人で巡ることとなった。高木は緊急事態にも動じることなく、小清水町長との懇談にしっかり対応。2日連続となったセイコーマートの一日店長も、前日の反省を踏まえて気持ちに余裕を持って取り組み、約1時間の業務を無事に終えた。

激動のシーズンを振り返る

 激動の23年シーズンだった。大分在籍7年目を迎えた今季は開幕からベンチスタートが続いた。4月29日のアウェー仙台戦で今季初出場を果たすと、そこから3戦連続で先発出場。だが、直後にグロインペイン症候群で約3カ月の離脱を余儀なくした。「グロインペインで休んでリハビリをして。復帰して試合に出たところで札幌から声がかかって移籍することになって」。8月12日のホーム藤枝戦で実戦復帰を果たした直後の同16日、札幌への完全移籍加入が発表された。

札幌に来て、大きな転機になった

 札幌合流からわずか1週間で同26日のアウェー川崎戦に先発。それ以降も試合出場を重ね、終わってみればリーグ戦9試合で先発フル出場を達成した。「本当にすごい1年だったと思いますね。正直大分でもここ2、3年はシーズン通して出場することがなかったので、何かを変えなきゃいけないんだなってちょっとずつ思っていたりしてたので。札幌に来ることになったのは自分の中で大きな転機になったと思います」。北の大地で新たな刺激を受け、一回り成長を遂げた。

ミシャのチームだから、みんなのびのびやれている

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