ファイターズ
《ハム番24時》12月11日
共通点があるからこそ、余計に距離を感じるのかもしれない。鎌ケ谷で自主トレを行った松本遼は、米・ドジャースと異次元の大型契約を結んだ大谷と同じ花巻東高出身。「すごいなの一言。同じ高校って言っていいのか分からないぐらいの存在です」と恐縮した様子で話した。育成3年目の右腕にとって、母校の先輩はまさしく雲の上の人だ。
いつの日か、対面することを夢見ている。「高校2年生の時に1回、高校に来てくださったみたいなんですけど、その時はお目にかかれなくて、会ったことがないんです。会っていただけるのであれば、会ってみたいですね」。同じ日本ハムに入団した後輩を、大谷が知っている可能性は十分にあるが、松本遼は否定する。「もっと活躍したら、名前を知っていただけるかなと思うので、しっかり活躍できるように頑張りたいです」と謙虚に意気込んだ。
来季の目標はもちろん、支配下昇格。ロサンゼルスにいる大谷の耳まで、松本遼大の名が届くような快投を期待したい。