《赤黒戦士 憧れの名選手》②GK高木駿 元デンマーク代表GKシュマイケル
歴代世界最高峰の名手
不定期連載企画「赤黒戦士の憧れの名選手」第2回は今夏、札幌へ途中加入し、一気に守護神の座をつかみ取ったGK高木駿(34)。憧れの選手は歴代世界最高GKとも称される元デンマーク代表GKのピーター・シュマイケル(60)だ。(敬称略)
1992年欧州選手権優勝に貢献
シュマイケルは、マンチェスターユナイテッドで1991年からの8シーズンプレー。リーグ戦5度、FAカップ3度の優勝。さらにUEFAチャンピオンズリーグやリーグカップでも優勝に貢献。デンマーク代表では92年の欧州選手権優勝のタイトル獲得、98年フランスW杯では8強入りを支え、39歳まで現役としてプレーした。
小学生時にシュマイケルのビデオを見あさった
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小学生時からGK一筋だった高木。「当時、家にシュマイケルのビデオがあった。『マンチェスターの赤い悪魔の伝説の守護神』とかいうビデオがあって、それを結構見ててすごい選手だな、やばいなこの人っていうのは思った。まねすることは全然できないし、ないんすけど、やっぱめちゃくちゃ止めて、めちゃくちゃかっこよかった」。ビデオがすり切れるほど見あさった。
「キーパーは止めてヒーローになる」
高木は8月26日の川崎戦で札幌デビューすると、大胆なエリア外への飛び出しでDFラインの裏をカバーするなど、広い守備範囲を武器に9試合で2度の無失点ゲームに貢献。プレースタイルは違うが「シュマイケルを見て、キーパーは止めてヒーローになるって思った。手足のサイズとかも違うしパワーも次元が違うけど、そういうビッグプレーができたら」。来季も札幌のゴールマウスに立ちはだかる守護神に期待したい。