日本ハムが誇る元気印がゴールイン！

　札幌出身の日本ハム・今川優馬外野手（２６）が、２歳年下の一般女性と結婚したことが１５日までに分かった。お相手は、同じ北海道出身で、ロングヘアが似合う小柄な元野球部マネジャー。プロ４年目を迎える来季に向けて、愛妻の存在をパワーに変える。

運命の出会いは大学時代　猛アタックの末に交際

　人さし指を突き上げる〝執念ポーズ〟でおなじみの今川が、最愛の伴侶を得た。出会いは東海大札幌時代。他大学でマネジャーを務めていた活発な性格の夫人に「僕の一目ぼれでした」と恋心を抱いた。

　持ち前の〝執念〟でアタックし、交際がスタート。「僕の職業というか、野球を理解してくれて、一緒になって応援してくれるところとか、あとは料理がすごくおいしくて、胃袋をつかまれました」と、どんどんひかれていった。

おのろけ連発！　お気に入りの手料理は筑前煮

　同じ道産子の夫人は料理が得意で、栄養たっぷりの食事を振る舞ってくれる。「向こうのおじいちゃんが農家をやっていまして、新鮮な野菜をたくさん、いただくんですよ。それを使ってくれるので、すごくおいしいんです。筑前煮が好きですね」と、のろけた。

堂々の決意表明　「自分一人の人生ではない」

　献身的なサポートに「苦しい時もずっと支えてくれたので、この人を幸せにしたい」とプロポーズ。「料理もたくさん作ってくれているので、助かっています。守るべき人もできて、背負わないといけないので、自分一人の人生ではなくなったので、より一層、頑張りたいです」と決意を新たにした。

来季は勝負の年　狙うはレギュラー奪取

　プロ３年目の今季は４月に自打球で左すねを負傷し、長期離脱。夏場に復帰したが、持ち前の長打力を発揮できず、本塁打「０」に終わった。来季の目標は清宮、野村、万波と４選手合わせて１００本塁打。仲が良い後輩と切磋琢磨しながら「先輩の威厳を保つためにも、最低でも２０本、２５本を打てるように。本当に１年勝負」と意気込んでいる。

　今季ブレークした万波、昨季の首位打者・松本剛と、外野の定位置争いは熾烈（しれつ）だ。プロ入り後もファンクラブ会員を継続する道産子は、愛妻との〝二人三脚〟でレギュラー獲りに挑む。