プロ野球
元日本ハム・斎藤佑樹さんが道産子球児に特別講義 NPB&高野連のシンポジウム「夢の向こうに」
佑ちゃんがユニホーム姿でエスコンに登場
日本野球機構(NPB)とプロ野球選手会、日本高野連が主催するプロ野球現役選手によるシンポジウム「夢の向こうに」が12月16日、北広島市内のエスコンフィールド北海道で開催された。。北海道では10年ぶり4度目の開催で、フィールドを使った本格的指導は道内初。コーディネーターとして参加した元日本ハムの斎藤佑樹さん(35)がユニホーム姿に。午後から高校生の投手、指導者を対象に自らの現役生活を積み重ねた経験を元に特別講義した。
佑ちゃんが日本ハムのユニホームでエスコンフィールドに降り立った。外野芝生エリアでキャッチボールをしていた北照のエース・田中大晟投手(2年)に近寄り、身ぶりを交え熱心に指導。ブルペンにも足を運ぶなど積極的に動き回った。
「野球はこの数年間で本当に進化している」
午後からの講義では一転「斎藤先生」に変身。自身が早実高3年夏の甲子園で優勝した2006年生まれの球児らを前に、これまで蓄積してきたデータから導き出した理論を展開した。「僕が高校時代にこういうことを知っていたら、もっと違うアプローチが出来ていたんじゃないか。また野球ってこの数年間で本当に進化している。プロ野球のデータとか、高校球児では知り得ないことを伝えることで早くレベルアップに近づいたらいいと思って」と準備してきた。