清水優心 自身が企画した吉田輝星の送別会『優心会』の内幕を明かす
五十幡とともに函館開催のトークショーに参加
日本ハムの清水優心捕手(27)が17日、五十幡亮汰外野手(25)とともに函館市内で行われた「ベルコpresentsファイターズ選手トークショー」に参加。イベント前に取材に応じ、オリックスへトレード移籍した吉田輝星投手(22)らと集った『優心会』の内幕を明かした。
食事会の様子を吉田輝星がインスタにアップ
今月12日に吉田が自身のインスタグラムに、清水そして万波、阪口、福田俊、古川、田中瑛と笑顔で映った写真をアップした。吉田と万波はケーキを手にしており、「優心会?笑 楽しかったです」とつづられていた。食事会のタイトルとなった本人は「あれ、勝手に優心会となっているんですけど」と照れたが、その名の通り背番号10プレゼンツの会だった。
電撃トレード前から開催を予定 会食前にはゴルフも
会食前には万波を除いたメンバーでゴルフをしていた。「輝星のトレードが決まる前から、あの日にゴルフして、ご飯を食べようと2カ月前くらいから決まっていました」。吉田の送別会のような形になったのは「たまたまた偶然ですよ」という。
万波も合流し即席の送別会スタート
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食事会からは本塁打王争いを繰り広げ、今季大ブレークした万波も合流した。「マンチュウのゴールデン・グラブ賞とベストナインもお祝いしようかと僕がケーキを用意しました。何か買おうかなと思ったんですけど、ゴルフが長引いちゃって。ちょうど輝星の送別会をやっていなかったので、いいタイミングでみんなで集まれて良かったです。野村、万波じゃないので、泣いてはいないですよ」
後輩のためにケーキを用意 ところがミスも…
捕手らしい気配りで、かわいい後輩2人のためにケーキを準備。幹事としての役割を全うしたが、清水らしからぬ失敗もあったとか。「福ちゃんが3日後、誕生日だったのを完璧に忘れていたんです。それがミスです」。同学年で今月14日に27歳の誕生日を迎えた福田俊へのプレゼントを忘れてしまったという。
五十幡が明かす「いい男」清水の素顔
まさかのオチがついたが、この日一緒にトークショーに参加した五十幡は「サプライズがすごいですよ。優心さんは」と力説する。「いろんな人の誕生日とか、率先してケーキとか買ってくれる。そういうのを見ていて、ああいい男や~って」と、ほれぼれ。昨年4月に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けた際には、同じ経験を持つ先輩から「しっかり治して、また1軍で一緒にやろうぜ」と長文のメッセージが来たことも明かした。
来季は節目のプロ10年目 懸ける思いは人一倍
清水にとって、来季はプロ10年目。イベントでは抱負を聞かれ、「来年、数字(の目標)とかは決めたくない。ネットニュースとかでいろいろ書かれていますけど、それを言わせないくらい、清水、今年よくやったなと言ってもらえるくらい活躍したいです」と言葉に力を込めた。優しい心の持ち主は、並々ならぬ決意で節目のシーズンに臨む。