Jリーグが2024年シーズンの大会方式を発表 ルヴァン杯はJ全60クラブ参加に大幅変更
Jリーグは12月19日、2024年シーズンの大会方式を発表した。今年との主な変更点は以下の通り。
各カテゴリー下位3チームが自動降格
〇明治安田Jリーグ(2月23日開幕)
・リーグ戦大会名を「明治安田生命Jリーグ」から「明治安田Jリーグ」に変更。
・J1、J2、J3の全カテゴリーのクラブ数を20クラブに統一。
・J1、J2は下位3クラブが下のカテゴリーへ自動降格。
・J3に「J2昇格プレーオフ」を導入。優勝および2位のクラブはJ2昇格。もう1枠を3位から6位のクラブによるプレーオフで決定する(クラブライセンス未付与による例外有り)。J2による「J1昇格プレーオフ」の大会方式は今季と変更なし。
控え選手のベンチ入り9人に
〇JリーグYBCルヴァンカップ(3月6日スタート)
・大会方式をJ1~J3の全クラブが参加するノックアウト方式に変更。
・1stラウンド、プレーオフラウンド、プライムラウンドの3つのラウンドで構成。
・1試合あたりのエントリー選手数を最大20人(スタメン11人+ベンチ9人)とする。これは24年シーズンのみ試験的に導入、25年以降の変更は継続検討。
・1stラウンドはACLノックアウトステージに出場するJ1川崎、J1横浜M、J2甲府を除くJ1~J3の57クラブを10グループに分け1試合制のノックアウト方式を実施。試合会場は下位カテゴリークラブのホームとし、同一カテゴリーは23年シーズンの下位クラブのホームで実施する。各トーナメントを勝ち上がった10クラブがプレーオフラウンド進出。
・1stラウンドは90分で決着がつかない場合、前後半15分ずつの延長戦を実施。それでも決着がつかない場合はPK戦を実施。
・プレーオフラウンドはホーム&アウェー方式で2試合を行い、勝利した計5クラブがプライムラウンドに進出する。
・プレーオフラウンドは2試合の勝利数が多いクラブが勝者。勝利数が同じ場合は2試合の得失点差で勝者を決定。得失点差がない場合は第2戦終了時に前後半15分ずつの延長戦を実施。それでも決着がつかない場合はPK戦を実施する。アウェーゴールルールは用いない。
・プレーオフラウンドを勝ち上がった5クラブに川崎、横浜M、甲府の3チームを加えた計8クラブでプライムラウンドを実施。準々決勝、準決勝はホーム&アウェー方式で2試合行い、決勝は1試合のみで行う。
・プライムラウンドの準々決勝、準決勝は2試合の勝利数が多いクラブが勝者。第2戦終了時点で勝利数が同じ場合は2試合の得失点差で勝者を決定。得失点差がない場合は第2戦終了時に前後半15分ずつの延長戦を実施。それでも決着がつかない場合はPK戦を実施する。アウェーゴールルールは用いない。
・決勝は90分で決着がつかない場合、前後半15分ずつの延長戦を実施。それでも決着がつかない場合はPK戦を実施する。