【年末特別対談】郡司裕也×山本拓実~後編~ かわいいキャラに問題提起?「僕が取り締まります」
息ぴったりのバトルトークはいよいよ後編に突入!
日本ハムの郡司裕也捕手(26)と山本拓実投手(23)によるスペシャル対談は後編をお届けします。軽快なトークを繰り広げつつ、熱く来季への抱負を語った。そして2024年シーズンへの決意を漢字1文字に込めた。山本拓は新婚らしく…
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すっかりチームになじんだ2人
ー新天地で最初のシーズンを終えた。すっかりチームにもなじんで見えます
郡司(以下、郡)「このチームは外様も多いですし、選手が解け込みやすい環境ですね」
山本拓(以下、山)「僕は福田(俊)さんと結構、仲良くなりました」
郡「小さいから?」
山「小さいからですかね。ずっと福田さんは、小さいイジリをされていたらしくて。僕が来たおかげで、されなくなったという話をしていた。年齢も3つ上ぐらいでそんな離れてないですし、最初はあんな金髪の見た目なので、怖いなと思っていたけど、意外と普通でした」
小柄な両腕コンビ まるでヤンキーと手下!?
郡「パッと見ると、ヤンキーと手下みたいだもんね」
山「どっちがヤンキーですか?」
郡「えっ?」
山「僕が手下…ですか?」
郡「当たり前や。自分のことをヤンキーだと思ってたの? 怖いわ。それこそ視野が狭いわ」
山「ちょっと視野が狭いかもしれないです」
プロは目立ってナンボ 大盛況のファンフェス
ーファンフェスでは移籍1年目とは思えないほど目立っていた
郡「移籍して約半年ですか。そんな選手がこんなことしても、温かい言葉を贈ってくれるファンの皆さまに感謝です。僕がファンだったら『こいつ移籍してきたばかりなのに、なんでこんなに調子に乗ってるんだ?』って思うかもしれない。そんな言動と行動をしている」
山「確かに」
郡「確かにじゃないよ。フォローしなさいよ。こいつ半年なのにファンフェスでペ(・ヨンジュン)してるのかよ?って思う方もいるかもしれないのに、その声は僕に届いてない。北海道の皆さまは、本当に温かいです」
インパクト大だった清宮フレンズ
ーメディアの中では郡司をMVPに推す声が上がっていました
郡「それはもう、記者投票があれば1位だと自負しております」
山「自分で『郡司率いる、しゃけまるチーム』って言ってましたもんね」
郡「率いてないのに(笑)。(松本)剛さんのチームなのに。というか、しゃけまるチーム、あの競技しか勝ってないからね。僕は他の競技で負けているのを知らなくて、ヒーローとしてあがめられると思っていたのに、そもそもチームが負けていた。イベントは大好きなので、これからも悪目立ちすると思います。山本も(清宮フレンズで)悪目立ちしてましたね」
山「びっくりしましたよ。前日に女装するって聞いて、えっ、女装するの?って。前の日にちょっとだけ衣装合わせをしてウィッグをかぶって服を着て『いい感じですね~』なんて言われてました。そういう感じかと思っていたら、当日ちゃんとヘアメークさんがいて、始まる直前までスプレーでシューシューされて、こんなに本格的なんだってびっくりしました」
かわいい論争が勃発! 声を大にもの申す!
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郡「1つ問題提起したいことがあります。山本は最近、かわいいを自分で売りにしています。〝あざとい〟というのは、本来の姿を隠しながらチラ見せするもの。山本は、かわいいを表に出して武器にしていますよ。僕はそれが気になってしまう。悪いことではないけど、これはどうなんだ? と問題提起いたします」
山「自分の特長を出したいなと思いまして。僕は格好いいではないじゃないですか? 体形的にも格好いいは違うなと。格好いいか、かわいいかで言えば、かわいいやろ、と」
郡「自分の口から、ついに言いましたな。自分はかわいい、と」
山「格好いいか、かわいいかで言えばですよ」
郡「はい、これがブランディングというやつですね」
「自己プロデュースしてみようかなと」
山「そっちでちょっと自己プロデュースしてみようかなと」
郡「自己プロデュース? 果たして、どうなんでしょうかね。これは来季、かわいいを僕が取り締まりますよ。ドラゴンズの時はこんな感じではなかったので。変わってしまいましたね。この男、そろそろ髪も染めていきそうですね。僕は変化を楽しむことにします」
山「郡司さんはそういうタイプなんですよ。遠目で見ていて、ちょっとなじんできたところで口を出してくるんです」
郡「読者の皆さま、山本が何かしたら、僕が逐一報告します。そもそも、かわいいを自認している時点でどうなんでしょうか。問題提起して皆さまへ投げかけようと思います。かわいいは、かわいいですよ。それを自らやっているのを、どう思いますか? いやらしくないでしょうか? ふとした時に出るのが良いのではないでしょうか」
北の大地で〝解放〟された2人
ー逆に郡司が変わってしまったことはありますか
山「郡司さんは〝解放〟されましたね」
郡「何を言うとる」
山「僕もそうなんですけど…」
郡「僕もそう!?」
山「移籍してきて、しばらくは何を言っても2ちゃんねるに書かれるみたいな感じでした。変なこと言えないですねって2人で話をしていたけど、郡司さんは結構いろんなことを言っていた。逆にすごいな、と」
郡「難しい問題ですが〝解放〟をもっと違う感じで話してくれないと。移籍してきて初めての環境でしたけど、だんだん北海道にも慣れてきて、素を出してきましたね。みたいな言い方でいいじゃん」
山「全然、深い意味はないです」
郡「僕って実は、あまりアンチがいないタイプなんですよ。今年はSNSの問題があったけど、僕には集まらない。そういうムーブをしているので。アンチ的な意見が集まらないよう意識しているので(笑)。僕には誹謗中傷があまり来ないので、SNSでふざけています」
『愛』と『戒』 漢字1文字に込めた決意
ーさらなる飛躍を目指す来季へ向けて、漢字1文字に決意を込めてください
山「僕は『愛』にします。何事にも愛を持って取り組みます。野球に対しても愛を持って、真摯に取り組みます。結婚したので、もちろん奥さんに対しても愛を言葉で伝えます。僕は北海道にいないと奥さんに会えないので、1年間、北海道で野球ができるように頑張ります。ファンの皆さんは街中で僕を見かけたら、いつでも手を振ってください。できる限りの対応をします」
郡「いい一文字が見つかりました。自戒の『戒』です。戒める。プロ野球には2年目のジンクスという言葉がある。始めが良かったからといって、全て良いわけではない。僕も移籍直後は良かったけど、9月に失速しました。このままうまくいくとは限らない。もう一度、移籍当初の気持ちを思い出して真摯に野球に取り組みます。それとファンフェスでも、あれだけはっちゃけた。僕はちょっと調子に乗る節があります。あのノリで野球をやってはいけない。あれはファンフェスだけという戒めです。自分を戒めること、あとは山本も戒めます。一緒に移籍してきた先輩として。僕より年俸も上ですし、結婚も先を越されましたけど」
来季の目標はやまーん超え!?
山「ずっと、結婚の経緯を根に持ってますよね?」
郡「来年の目標は山本の年俸を上回ることにします」
山「移籍してからずっと、今年は俺が逆転すると言っていました。そしたら9月に失速してましたね(笑)」
郡「もう少し頑張れていれば、逆転できたかもしれないのに…。年俸も上で、結婚も先にしよる。僕は立場がないですよ。でも、人としてそこは関係ない」
終始トップスピード 爆笑トークバトルはフィナーレへ
山「先輩ですもんね(笑)」
郡「先輩ですもんね?とか言われてますが…。山本が道を外れてしまいそうな時には、そっと戻してあげます。そういう厳しさと優しさを持ち続けます」
山「僕がダメ人間みたいじゃないですか。道を外さないタイプですよ」
郡「道を間違えそうな時が来るかもしれないじゃん。まずは、かわいいキャラを戒めます」
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