ファイターズ
2021/11/06 14:31

稲葉GM キャンプ”初打席”若手右腕に助言も

精力的に動く稲葉GM。打席に入って立野の投球をチェックした

■国頭・秋季キャンプ

現場型GM、立野の投球にアドバイス

 秋季キャンプ視察中の稲葉GMが5日、初めてブルペンに向かい、投球練習に目を光らせた。2年目の立野が投げると、バットを持ち打席で構え、球筋を確認してアドバイス。指導も任されるジャージースタイルの現場型GMは精力的に若手育成の任務を遂行した。
 今季4勝を挙げた有望右腕と向き合った。力強い球を評価しつつ、打者の特徴やカウント、場面などを想定し、実戦に即して投げ込むことが重要だと説明。一層の飛躍に期待し「ただ投げるのではなく、何がしたいのか、どう打ち取りたいのか、イメージしないと。1球がもったいない」と助言を送っていた。

渡辺が三塁守備挑戦

 シートノックで三塁に入り、軽快な動きを見せた。本職は二塁手だが、足を使って捕球、送球する癖を付けるために挑戦。危機感を持って秋のキャンプに臨んでおり「複数ポジションができると、使ってもらえる幅も広がると思う。メインはセカンドですけど、いろんなところを守っていければ」と来季を見据えていた。
(国頭)

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