夏季スポーツ
2023/12/23 21:30

スラダン作者次男の駒大苫小牧・井上慶邦主将は涙の初戦敗退【ウインターカップ】

第1クオーター、ドリブルで攻め上がる駒大苫小牧の井上(撮影・金田翔)

■全国高校バスケットボール選手権 第1日(12月23日、東京体育館)
▽男子1回戦 広島皆実81-72駒大苫小牧

2年ぶり勝利ならず

 2年ぶり3度目出場の駒大苫小牧は72-81で広島皆実に敗れ、16強入りした2021年以来の勝利はならなかった。序盤から相手の早いパス回しに翻弄(ほんろう)された。1年生留学生のCオラヨリ・マーベラス・オルワトヨシが21得点20リバウンドと奮闘し、第4クオーター(Q)に一時6点差まで追い上げたが、最後は力尽きた。

第1クオーター、シュートを決める駒大苫小牧のマーベラス(左)

 

滑川&マーベラスが21得点

 16点のビハインドで迎えた第4Q、駒大苫小牧はオールコートプレスを仕掛けた。19点差からSG滑川凌空(3年)が2本連続で3点シュートを決めるなどチーム全体で連続13得点の猛追を見せた。滑川は3点シュートを4本決めるなどマーベラスと並び最多タイの21得点。「ゲームキャプテンとして、チームを勝たせられなかったのがとても悔しいです。相手のディフェンスの強度になかなか対応できなくて、それが最後まで間延びしてしまった」と唇をかんだ。

第4クオーター、ゴールを狙う駒大苫小牧の滑川(左)

 

漫画スラムダンク作者の父・井上雄彦氏も声援

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