〝チーム伊江島〟細川に続け! 24年は野村&郡が「松本賞」獲る!
年明け恒例の自主トレーニング 来年も実施
1月の伊江島自主トレに参加する日本ハムの野村佑希内野手(23)と郡拓也捕手(25)が2024年の「松本賞」ゲットに燃えている。伊江島で設定したシーズンのノルマをクリアできれば、年長者の松本剛外野手(30)から、ご褒美を受け取れる仕組み。今季、同賞を逃した2人はリベンジを果たすべく、準備を進めている。
今季は細川が豪華賞品をゲット
今季は細川が60試合出場をクリアし、松本賞として40万円相当のゴルフセットを手にした。受賞者は1人。ノルマだったフル出場を早々に逃した野村は「何回か、シーズン中に目標を変えてくれと交渉したんですけど、断られました」と悲嘆に暮れた。
甘えは許されない。キャリアハイに相当する高い成績が求められており「僕の場合、数字で言ったら2割7分、20本、60~70打点ぐらい」と想定する。
頭を悩ませる目標設定 郡「簡単にはしたくない」
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ユーティリーティープレーヤーの郡は、安打30本を目標としていたが、出場機会に恵まれず、4本にとどまった。力不足を自認した上で「来年は獲りたいです。かといって、簡単な目標にはしたくない。剛さんからオーケーをもらえないとダメなので。低い設定にはしない」と腹をくくっている。
理想は全員クリア 野村「サポートしてくれる方のためにも」
松本剛にも同様のノルマがあり、今季は2年連続となるタイトル獲得が条件だった。達成した場合は、後輩たちでお金を出し合い、プレゼントを贈ることになっていたという。理想は、メンバー全員がクリアすること。野村は「剛さんが(22年に首位打者を獲得して)先陣を切って出世島にしてくれているので、他のみんなも出世を。トレーナーの方とか、サポートしてくれる方のためにも、いい成績を残したい」と決意を込めた。
面倒見のいい太っ腹なリーダーの意思をくみ取り、チーム伊江島でファイターズを強くする。