菅J1通算150試合勝利で飾る 6日敵地清水戦
北海道コンサドーレ札幌は6日、アウェーで清水と対戦する。FW菅大輝(23)は出場するとJ1通算で節目の150試合出場に到達する。3日の湘南戦ではアシストをマーク。今節も結果にこだわり、勝利へ導く。
湘南戦でアシスト記録「結果ついてきている」
23歳で早くもJ1通算150試合の節目を迎える菅。きょうの試合も左WBでの先発が濃厚。「ミシャさんのおかげでここまで積み重ねられている。その感謝の意味も込めて、結果で恩返ししたい」と意気込んだ。
3日の湘南戦ではMF青木の先制点をアシスト。青木に「菅のゴールと言って良いほど、素晴らしいクロスだった」と言わしめるパスで、6試合ぶりの本拠地得点を演出した。
10月16日の横浜M戦ではCKから強烈なミドルシュートを叩き込むなど「最近は数字での結果がついてきている」と確かな手応えをつかんでいる。「自分の中で『やりきる』部分が、前とはかなり思考が変わった」とプレーに積極性が増した。
16位の清水は残留争いの真っただ中。4日にはロティーナ監督(64)を解任し、新たに平岡宏章コーチ(52)が監督に就任したばかり。ペトロビッチ監督は「より残留に向かって気持ちを上げてくると思う」と気を引き締めた。
「個の能力はレベルの高い選手がかなりいるし、GKも日本代表。守備はかなり強い」と菅。中2日の強行軍だが、信条とするハードワークで貢献し、敵地から勝ち点3を持ち帰る。
(石栗賢)
DF西野 出場すればクラブ最年少記録
○…DF西野奨太(17)が6日の清水戦で、リーグ戦クラブ最年少デビューを飾る可能性が浮上した。残り試合での若手の積極起用を明言しているペトロビッチ監督(64)が「あすのゲーム、どこかで西野を起用できる場面があれば、と頭に入れている」と途中投入を示唆。出場すれば、MF荒野拓馬(28)が持つ17歳187日のクラブ記録を更新する。