夏季スポーツ
2023/12/25 15:30

札幌山の手ひやひや8強進出 F大山瑚南菜OT怒濤の12得点「今年は自分たちが」【ウインターカップ】

オーバータイム、スティールを決めカウンターを仕掛ける大山(右)=撮影・玉田順一

■全国高校バスケットボール選手権 第3日(12月25日、東京体育館)
▽女子3回戦 札幌山の手94-79県立足羽(福井)

OT含め、合計33得点11リバウンド

 昨季準優勝の札幌山の手がオーバータイム(OT)にもつれ込む接戦を制し2年連続の8強入りを果たした。2試合連続スタメンのF大山瑚南菜(3年)がOTだけで12得点、合計33得点11リバウンドと爆発した。26日の準々決勝は10月のU18日清食品リーグで対戦した千葉経済大附と激突する。

オーバータイム、スティールを成功し敵陣でシュートモーションに入る大山(左)

 

4Q終盤に同点3P

 九死に一生を得た札幌山の手が2年連続の8強へ駒を進めた。第2クオーター(Q)途中で12点あったリードを第4Qにひっくり返され、残り1分で3点ビハインド。絶体絶命の状況から、去年の決勝を経験した大山が左45度から4本目の3点シュートを決めて同点に追いつくと、OTでは大山1人で3点シュート2本を含む怒濤(どとう)の12得点で相手を圧倒。「4クオーターの終わりに自分がシュート外して終わったので、延長では自分が決められるように頑張りました。まぐれみたいなシュートもあったんですけど、外でも決められる能力を生かして、中だけじゃないぞっていうのも見せれたので良かった」。連日ダブルダブルの活躍でチームの窮地を救った。

「ボールも人も動く早いバスケット」を封じられ

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい