コンサドーレ
2024/01/04 05:00

【北海道とともに、パリ五輪へ】㊦ 代表入り狙う札幌DF馬場晴也「もっと怖い選手に」

パリまで届け! 札幌初の五輪戦士を目指すDF馬場は、守備の強度を上げて一つでも多くの勝利に貢献する事を誓った(撮影・小田岳史)

新春特別インタビュー後編

 北海道コンサドーレ札幌DF馬場晴也(22)の新春特別インタビュー「北海道とともに、パリ五輪へ」後編は、札幌での活動について。出場機会に恵まれなかった前半戦を乗り越えて主力に成長した昨季を振り返り、よりチームに欠かせない存在となることが期待される今季への意気込みを語ってもらった。

23年に東京ヴェルディから完全移籍

 2023年、馬場は中学生時代からトップチームまで過ごしてきた東京ヴェルディを離れて札幌に完全移籍。自身初となるトップリーグでの戦いに挑んだ。

「実力の無さとチーム戦術に合わせられなかった」前半戦

 「初めての移籍で最初に何回かチャンスをもらいましたけど、自分の実力の無さとチーム戦術に合わせられなかったところで、サポーターの人もミシャさんもそうでしょうし、自分自身にとっても納得のいく前半戦ではなかったです」と振り返る通り、2月25日のホーム神戸戦で加入後初となる先発出場を果たしたがハーフタイムで交代。リーグ前半戦での先発出場はこの1試合にとどまり、5月19日のホーム京都戦では途中出場したが左膝を負傷して約1カ月の離脱を余儀なくされるなど苦しい時期を過ごした。

1カ月間の離脱期間がプラスに作用

 だが、結果的にはこの離脱期間が馬場にとってプラスに作用した。「ケガをして休む時間があったので、外からチームを見たりすることで頭を整理できました。ケガ明けの最初はチャンスは無かったですけど、徐々にチャンスをもらえるようになってからは、前半戦とは違う思考の中でプレーすることができました」。

8月の川崎戦で攻守両面に活躍したことが転機

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい