ファイターズ
2023/12/26 20:45

【一問一答】CBOに就任する栗山英樹氏 「時間をかけて、何が必要で何が不必要かをしっかり見る」

元日から球団のCBOに就任する栗山プロフェッサーはクラーク博士のポーズを決め、意気込みを語った

 2024年1月1日付で日本ハムのチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)に就任する栗山英樹氏(62)が26日、エスコンフィールド北海道で決意を表明した。CBOは球団の基盤強化と、チームの編成強化を推進するために新設されたポストで、球団運営とチーム編成の重要な役割を担う。今春のWBCで日本を熱狂の渦に巻き込んだ北の名将は、来季からチームの最高責任者として辣腕(らつわん)を振るう。一問一答は以下の通り。

―新たなポストへの意気込み
「野球のために、本当にやらなければならないことがあると思う。しっかりとやっていきます」

―春にはWBCで国を背負って戦った。そのエネルギーを日本ハムに注ぐ
「何をするのか、みんなも分かってないし、俺も分かってないんだけどね。少し時間をかけながら。一言でいえば『大国を治むるは小鮮を煮るが如し』(小さな魚を煮る時にむやみにかきまわすと身が崩れてしまう。大きな国を治めるには、そっと様子を見ている必要がある。政治とはそのようなものでよいという老子の主張)。まず何かをしようとは全く思ってない。時間をかけながら、とにかく見る。自分がファイターズに関わっていた時の反省も、もう一回掘り起こして。何が必要で何が不必要かをしっかり見る。時間をかけて、どこかから動き始めます」

ー新人合同自主トレは
「全然、絡むつもりはない。先にやらないといけないことがある。簡単に言えば環境、スカウティング、育成。そこは大事な要素になってくる。そこは裏で、少しずつ考えていきます。まずはじっくり見ます、1年間」

ープロフェッサーに比べて、より編成に軸足を置くことになるか
「プロフェッサーは新人選手の教育だったので。編成も含めて全てのところ。ちょっとやりたいこともあるので。まずはしっかり見る。何も言うつもりもない。ただ動き出したら、一気にいろいろなことをやります」

ーやりたいこととは

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