野球
2023/12/27 16:30

大谷グラブが札幌にも到着「みんなで楽しみたい」

大谷グラブを受け取った札幌市立北小の(右から)熊倉さん、及川さん、土井さん(撮影・十島功)

札幌市内で贈呈セレモニー

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手(29)から日本国内の全小学校に3個ずつ寄贈されるグラブが27日、札幌市内の小学校や特別支援学校などの計202校に届き、贈呈セレモニーが行われた。右利き用が2個、左利き用が1個でそれぞれに大谷のサインがプリントされている。札幌市立北小の6年生・熊倉有花さん(11)、及川竜生さん(11)、土井崇輔さん(12)が代表してセレモニーに参加し〝大谷グラブ〟を受け取った。

「野球しようぜ」とメッセージ

 「野球しようぜ」―。大谷がメッセージと共にグラブを寄贈した。札幌市はこのグラブの使い方を子どもたち自らが考えるきっかけとするためにセレモニーを開催。同校で生徒会長を務める熊倉さんは「アンケートを取ったり、放送とかをして意見を集めて、全校のみんなで一緒に考えて使っていきたいです。すごくうれしいです。これから野球に興味を持ってもらえるように学校で発信していけたらいいなと思います」と、全校生徒と一緒に3個のグラブを有効活用する方法を考えていくプランを示した。

楽しみにしていた夢のグラブ

 WBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)で侍ジャパンを優勝に導いた大谷から影響を受け、今年の5月から野球を始めた土井さんは「ずっと楽しみにしていたので、うれしいです。キャッチボールをしたりして、みんなで楽しみたい」と憧れの選手からのプレゼントに喜んだ。及川さんも野球をやっており、「バッティングで大谷選手のマネをしています。(グラブは)順番を決めて、みんなで大切に使用したいです。夢は野球選手です」と大谷の背中を追っていく。夢の詰まったグラブをはめた3人は「ありがとうございます!」と目を輝かせながら、お礼を述べた。


 

関連記事一覧を見る

あわせて読みたい