■第１０３回全国高校ラグビー大会第１日（２８日、東大阪市花園ラグビー場）
▽１回戦　鹿児島実業１７－１２札幌山の手
▽１回戦　城東（徳島）４６－６遠軽

　２大会ぶり２１回目の出場となった札幌山の手は前半１１分、ＷＴＢ濱谷陸斗（３年）のトライで先制した。続く同２６分にはＦＷハラ・ウアイセレ（３年）がゴール前のラックからトライを決めるなど１２－３で折り返した。しかし、後半に流れが一変した。後半８分に相手のトライとゴールで２点差まで迫られると、同１９分に１７－１２と逆転を許した。一方、反撃したい札幌山の手は終盤１４人で相手ゴールに攻め込むが得点を挙げることができなかった。

　８大会ぶりに出場した遠軽も力の差を見せつけられた。前半から４トライを許すなど０－２６とリードを許すと、後半も相手の勢いを止められなかった。計７トライを決められ０－４６で敗退。北海道勢はともに１回戦で姿を消すこととなった。