夏季スポーツ
創部100周年の北海が19大会ぶり全国勝利へいざ出陣 GK小野寺信「先輩たちの分まで絶対に勝利したい」【全国高校サッカー選手権】
大手前高松(香川)と対戦
第102回全国高校サッカー選手権大会が28日に開幕した。3大会連続13回目の出場となる北海道代表の北海は、大手前高松(香川)との初戦(ゼットエーオリプリスタジアム、29日午後2時10分キックオフ)に向けて東京都内で最終調整を行った。チームの伝統〝堅守〟を担うキープレーヤー、GK小野寺信(3年)は自身2度目の選手権で相手攻撃陣をシャットアウトし、19大会ぶり勝利をつかみ創部100周年に花を添える。
直前合宿の練習試合は1分1敗
北海は23日から静岡県御殿場で直前合宿を実施。仙台育英(宮城)、立正大淞南(島根)と今大会出場2チームと練習試合を行ったが結果は1分1敗。チームキャプテンのDF川合航世(3年)は「良い結果でもなく、内容としても課題の残るゲームだった。練習試合後の練習で(課題部分を)常に意識してやってきました」と本番前に修正を施す。「みんなが頑張ってくれて、いい準備ができてきていると思います」と、やるべきことをきっちりやって初戦に臨む。
GK小野寺「去年は緊張したけど、今はあまりない」
川合と共に守備陣を支えてきたのが守護神の小野寺だ。昨年は2年生ながら背番号1を背負って1回戦で先発出場。「最後の大会なので責任感を持って、今までやってきたことをやるだけだと思っています。去年の試合は結構緊張したけど、今はあまり緊張はないです」と昨年の経験を今年に生かす。