コンサドーレ
横浜FCのMF近藤友喜が札幌に完全移籍加入 三上GM「チームの大きな力になり得る選手」
札幌戦でプロ初得点
北海道コンサドーレ札幌は30日、横浜FCからMF近藤友喜(22)を完全移籍で獲得することを発表した。近藤は愛知県出身。日本大学在学中の2021年に23年シーズンからの横浜FC加入が内定すると、21年・22年には特別指定選手としてリーグ戦合計11試合に出場。ルーキーイヤーとなった今季は、J1リーグ戦30試合に出場して2得点をマーク。4月29日にニッパツで行われた札幌戦ではプロ初ゴールを挙げた。
金子、ルーカスが抜けた右WB起用に期待
横浜FCでは右ウイングバック(WB)や右サイドハーフなどで起用されており、札幌の三上大勝代表取締役GM(52)は「我々にとってWBというのはすごく重要なポジション。我々のサッカーの中で輝けて、かつチームの大きな力になり得る選手」と、今季途中にディナモ・ザグレブに期限付き移籍したMF金子拓郎(26)や、今季限りで契約満了となったMFルーカス・フェルナンデス(29)に代わる右WBとして期待を寄せている。
「自分の力を最大限発揮し、全力で闘います」
近藤はクラブを通じ、「このたび、横浜FCから完全移籍で加入することになりました、近藤友喜です。自分の力を最大限発揮し、チームの力になれるよう全力で闘います。北海道コンサドーレ札幌に関わる全て皆さま、よろしくお願いします!」とコメントした。
■プロフィール 近藤 友喜(こんどう・ともき) 2001年3月21日生まれ、愛知県出身。名古屋U-12、U-15、前橋育英高、日本大学と進み、在学中の21年に横浜FCの特別指定選手としてJリーグデビュー。今季から正式にプロキャリアをスタートさせた。J1・J2通算41試合出場2得点。172センチ、64キロ。ポジションはMF。利き足は右。