コンサドーレ
《平川弘のCool Eye》福森はテンポが速く運動量やタフさが求められるJ2の「壁」を乗り越えられるだろうか
B代表のタイ戦に観衆6万人は驚いた
初めて元日に行われた代表戦。アジア杯の準備としてタイ代表と国立でのマッチメークとなった。これまでは元日の国立と言えば天皇杯決勝が行われていたので、少し違和感はあったが6万人以上の観衆には驚いた。
というのは、タイ戦の先発メンバーはほぼB代表?と言ってもいいぐらいキャップ数の少ない選手ばかりだった。主力では伊藤純也ぐらいで、欧州主要リーグでプレーする他選手たちは「お休み」。タイ戦は戦力の底上げがテーマだったにも関わらず6万人は凄い。新戦力を観たいというサポーターの願望があったのだろうか。
スパチョークに見せ場がなく残念だった
私の注目選手はワントップに入った細谷とスパチョークだった。細谷は悪くはなかったが爪痕を残すという意味ではゴールが欲しかった。前半は連携不足とタイの守備陣も集中していたので仕方がなかったが、後半は堂安や南野らクオリティーの高い選手が入っためタイのDFラインは間延びした。後半の状況なら個人技で突破するぐらいの強引さが細谷にあっても良かった。後半から出て来たスパチョークに関しては劣勢だったので見せ場がなく残念だった。