鈴木健矢 今オフも〝ミスターサブマリン〟に弟子入り さらなる飛躍につなげる
再び渡辺俊介氏の元へ 1週間のマンツーマン指導
日本ハムの鈴木健矢投手(26)が2年連続で〝ミスターサブマリン〟に弟子入りする。昨オフに続き、アンダースローの達人だった元ロッテの渡辺俊介氏(47、現日本製鉄かずさマジック監督)の元を訪れることを明かした。かずさマジックの本拠地、君津球場で、1週間ほどマンツーマン指導を受ける予定だ。
今年は内容もレベルアップ
昨年は下手投げに転向して日が浅かったこともあり、「アンダースローそもそものことを教えてもらった。ゼロからだった」という。今年は教えてもらう内容もレベルアップ。「対左の抑え方とか、その辺を聞きたい。けん制クイックとか、対左の緩急の使い方とかですね」と意気込む。
課題は明確 左打者対策へ「緩急の部分が一番かな」
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昨季は自己最多の6勝をマーク。課題は明確だ。昨季は右打者の被打率は・144だったが、左打者の被打率は・299と相性と悪かった。「逆に右と同じくらい抑えられたら相当、抑えられる。右と同じとは言わないけど、もうちょい下げられたら。緩急を使えれば、もうちょい抑えられると思う。緩急の部分が今年は一番かな」と分析した。
今季もフル回転宣言 「自分にしかできないポジション」
オリックスからFAで山崎福が加入するなど、先発ローテーション争いは熾烈(しれつ)だ。「もちろん先発をやりたい気持ちはありますけど、先発して中継ぎして、火消しとか、全部できるのは、なかなかいない。難しいですけど、そこは意気に感じて、自分にしかできないポジションでもある。求められたところで、そこは昨年と変わらずやっていきたいです」。大先輩から投球術を学び、フル回転する。