【一問一答】山崎福也が自主トレ公開 ファイターズカラーのヘアバンドを着用し「一応、意識はしている」
オリックスから国内FA権を行使して加入した山崎福也投手(31)が8日、母校・日大三高での自主トレを公開した。昨季自身初の2桁11勝を挙げたイケメン左腕は「キャリアハイを目指して頑張っている」と気合十分。原点の地でみっちり汗を流し、新天地での活躍を誓った。一問一答は以下の通り。
ー今の心境は
「やっとファイターズの一員として少しずつ実感も湧いてきて、やってやるぞ、ファイターズの優勝に何としてでも貢献するという強い気持ちが高ぶってきてます」
ー年が明けて、よりファイターズの一員としての実感が湧いてきたか
「ファイターズの方々の連絡先もどんどん増えているので、その時から少しずつ湧いてますし。このように、ファイターズ担当の記者の方々も来られて、どんどん実感は湧いています」
ー野球人生を北海道で送ることになった
「僕が手術をした北海道ということもありまして、本当にそのような方々にも勇気を与えたいと思ってますし、本当に元気づけられるように、苦しんでいる人もたくさんいると思うので、そういう人に向けて、僕自身、必死に腕を振って、たくさん勝ってという姿をお見せしたいなと思ってます」
ー母校で今年初めて練習した
「やっぱり、小倉さん、新監督の三木さんにお会いすると落ち着くというか、帰ってきたなという感じがしますし、自分自身も頑張らないといけないなっていうのも思うので。こうやって母校に帰って練習するのはいいなっていうのは思いますね」
ー年末年始はどこで練習をしていたか
「関西にもいましたし、埼玉の方、実家の近くの施設にもいましたし。そのあたりでやってましたね」
ー初夢は見たか
「僕、あんまり夢を見なくて、夢を見る時って睡眠の質が浅いと思うので不安になっちゃう。あんまり夢を見ないように深い眠りにつけるようにと心がけてるので、まだ見てないです」
ーよく眠れている証し
「寝れてはいると思うんですけど、まあなんか眠たいですよね(笑)」
ー初詣は行ったか
「もう行きましたね。ちょこっと行きました」
ー埼玉で
「埼玉ですね」
-おみくじは引いたか
「家族はやっていたので、僕はちょっと…」
ーお願い事は
「やはり、けがしたくないので。けがをしないようにというのと、しっかりと投げ切りたいなというのはありますので。僕自身は、いろいろ数字の目標もあるんですけど、まずはけがをしないようにと思いました」
ー数字の目標は
「恥ずかしいことだが、規定(投球回数)も投げたことがない。そこに向かって僕自身も投げたい気持ちがありますし、防御率も、もっともっと良くしたい気持ちもありますし、なんとかキャリアハイを目指して頑張っているので、今年もそういう気持ちで頑張りたい」
ー4月2日の本拠地開幕戦(楽天戦)での先発が内定している
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「やはり、そのような素晴らしい試合に投げさせてもらうということで、本当に感謝してますし、自分自身、もう今から楽しみにしているといいますか、キャッチャーも(伏見)寅威さんということで、思いっきり楽しんで試合に向かっていきたいなっていうふうに思ってます」
ー登板日が決まり、オフの取り組みに変化はあったか
「いつもは1週間前とかで、だいたい自分でも予想しながら投げてはいるので。初めてのケースなので、まだ実感なくはないですけど、エスコンでファイターズのお客さんの前で、どんなような雰囲気とか。オリックスサイドで今まで投げていたので、今から少しずついろんな想像はしながら過ごしてはいます。でも、キャンプとかに行ってみて、いろんなことが分かってくると思うので、そこでもっともっと想像というか、いろんなことが浮かんでくるのかなって思います」
ー規定投球回を投げるために必要なことは
「日々のトレーニングやケアも大事なんですけど、まずは試合で状況判断だったり、バッターが何を考えているのかなっていうのもよく見たいっていうのも思っていますし、そういうゲームの中で自分自身がジャッジできるように、しっかりといい判断できるようにというのは心がけてますね」
ーキャッチボールではカラフルなグラブを使っていた
「あれは特に意味はなくて。業者さんに明るい色でって。これは今年の2024年モデルで、毎年1個ああいうちょっとよく分からない色のものをお願いしてるんですけど。試合では全く。使ったら怒られちゃうので」
ーこのオフの強化テーマは
「毎年レベルアップするためにいろいろと課題はあるんですけども、今年は主に股関節というか、下の使い方っていうのをまた見直すというか、段階を経てやってる」
―股関節強化の狙いは
「強化もそうなんですけど、使い方も含めてより投げる球に対して、強さだったり、正確さを磨いているので。強化も含めて、主には使い方ですね」
―春季キャンプまで、体をどう仕上げたいか
「ちょっと異例の形ではあるので、しっかりと自分自身を持って、周りに流されないようにしたいなと思いますし、それまでには70%の完成度まで持って行きたいなと思います」
―キャンプインまでは、どこで練習するのか
「関東と埼玉と大阪ですね。いったん帰って、大阪からキャンプに行くような形になると思います」
―ブルペンで投球練習する予定は
「そんなに焦りたくない気持ちがあるので、1月の終わりあたりでマウンドだったり、キャッチャーを座らせて投げたいなと思います。そこでも力を入れすぎないように質のいい球を意識して投げたいです」
―例年それくらいか
「そうですね。毎年、ちょっと不安も残ってしまうので投げておかないと。そこも含めて1月後半あたりには、キャッチャーに2回くらいは座ってもらっています」
ー昨季自身初の2桁勝利を挙げて、得られたことと続けていきたいことは
「勝ち星は運でもありますしね。そこは難しいんですけど、やっぱり抑えないと話にならないので。試合でピンチを迎えるのが2、3回あると思うんですけど、そこでいかに自分の気持ち、メンタル面を含めて、体の使い方、どういうふうに冷静に投げられるか。あとは周りを見れる力というか、視野の広さをしっかり持って投げていければ。答えはちょっと分からないですけど、僕の中ではそう思ってます」
ー昨シーズンはそれができた
「そうですね。まあでも援護もたくさんあったので、ある程度、余裕はあったんですけど、本当に援護がない僅差の時でもしっかりとそういった力を自分自身、付けられるように頑張りたいです」
ー青色のヘアバンドはファイターズを意識したか
「はい。一応、意識はしているんですけど、なかなか揃わなくて(笑) 靴も青で揃えていたと思うんですけど、極力そういうのに持っていきたいなと思ってます」
ー日本ハムファンへのメッセージ
「2024年になって本当にファイターズの一員という実感も沸いてきましたし、なんとしてでもファイターズの優勝、そして日本一、そこに向かって僕自身、しっかりとやっていきたいと思ってます。どんどん僕自身のことも覚えてほしいと思っているので、とにかく試合で結果を残して皆さんにもっと覚えてもらえるように頑張りたいと思ってますので、どうかこれから熱いご声援よろしくお願いします」