【一問一答】〝台湾の至宝〟に興味津々のドラ1細野晴希「これからちょっとずつ勉強して話せたら」
■新人合同自主トレ(1月9日、鎌ケ谷)
日本ハムの新人合同自主トレが9日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設でスタートした。日本ハムのドラフト1位・細野晴希投手(21)=東洋大=は、育成契約で加入した台湾出身の孫易磊投手(18)と交流。3歳年下の157キロ右腕から、大きな刺激を受けたことを明かした。一問一答は以下の通り。
―新人合同自主トレ初日に終えて
「思ったよりもボールを投げられたり動けていたので、良かったなと思います」
―プロの練習メニューをこなして
「今日はまだ軽いって言われたんですけど、今日のメニュー自体は、これぐらいだったらまあ大丈夫かなと思うんですけど、これよりちょっとセット数が増えてきたりしたら、結構なんかきつそうなメニューが多かったです」
―大学と違うところ
「大学のコーチが元々ファイターズ出身の方で、メニューは本当に似たようなものが多かったので、すごくそこはやりやすかったです」
―同期と一緒に練習をして
「一緒にやってみて、高校生の子たちもあのグラウンドの外ではすごくおとなしい感じがするんですけど、いざ一緒にやってみたら高校生とは思えないような球を投げてたり、そういうところですごく驚かされました」
―首脳陣が視察に訪れていた。あいさつは
「(2軍投手コーチの)浦野さんが小さい頃から面識があったので、浦野さんはちょっとお話しをさせていただきました」
―なぜ浦野コーチと知り合いか
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「(社会人の)セガサミーが家から近くて、それでよく遊びに行ったりしたので」
―子どもの頃
「小学生ですね」
―ほかのコーチ陣で印象に残った言葉は
「森本さんがすごい明るい方で、初対面だったんですけどすごく話しやすかったです」
―プロで第一歩を踏み出した
「いつもテレビで見てるようなあの方たちがグラウンドでやってたり、室内でやってたりするので、そういうのを見ると本当にプロに来たんだなっていうような実感が湧きました」
―どんなアピールをしたいか
「元気な姿でやれたらいいなと思うんですけど、焦りすぎず、本当にけがに気を付けてやりたいなと思います」
―昨夜は眠れたか
「はい」
―ドキドキ感は
「そんなには。まあでもちょっと不安はあったんですけど、寝れないほどではなかったです」
―体の張りは
「まだ大丈夫です。明日起きたら筋肉痛かもしれないですけど、今のところは大丈夫です」
―春季キャンプまでのテーマは
「1月ですか。2月になったら少しずつ強度も上げていかなきゃと思うので、さっきも言ったんですけど、本当にけがをしないような体がこの1月でちゃんとつくれればいいなって思います」
―グラブは新調した
「そうです」
―緑色
「ファイターズのチームカラーにもう1個水色も頼んだんですけど、水色と緑がすごく合うなと思ったので、緑も頼みました」
―今まで使わなかった色
「そうですね。もう今まで一回も使ったことがないです。黒か赤しか使ったことがなかったです」
―心機一転
「そうですね。ちょっと、何ていうんですか、プロ野球選手のグローブは結構かっこいいイメージがあるので、頑張ってみました」
ー寮でほかのチームメートと交流はあったか
「ほぼ新人の選手としか会ってないので、現役の方とは話してないです。達さんが隣の部屋なんですけど。ずっと荷物が部屋の前に置かれていたので、多分不在かなと思って行けてないです」
―ブルペンでの投球練習の予定は
「1月はそんなに焦らなくていいかなと思っているので。2月ぐらいですか」
―新人合同自主トレの第1、2クールはない
「はい」
―孫易磊と話す場面があった
「はい。僕がすごく知ってたので。最近動画とかすごい上がっていて見てたのでその話をしたのと。これからちょっとずつ勉強して話せたらいいなっていう会話はしました」
―印象はどうか
「やっぱりフォームがきれいだなと思ったので、普通に球が速いなって思います」
―キャッチボールしていたのも気になったか
「僕がやっている時、近い距離だったんであまり見れてないですけど、フォームとかは2、3回見れて。どっかで見たことあるようなフォームで投げてんなって思いながら見てました」
―誰かに似ている
「そうですね。でも、思い出せなくて」
―自身との違いは
「やっぱりバランスがいいなと思いましたね。見ていて。僕結構、不格好っていうか、あんまり好きじゃないので自分のフォームが。すごくきれいなフォームで投げてるのを見て、うらやましいなと思いながら見てました」
―どっちも本格派。切磋琢磨(せっさたくま)できればいい
「そうですね。19歳になるって聞いたんですけど、もう全然、油断してたら僕の出番はなくなってっちゃうんで、負けずにやれたらいいなと思います」
―どちらが先に160キロを出せるか
「そうですね…。別にこだわっているわけじゃないので」
―自分から話すのは得意な性格か
「得意じゃないと思うんですけど、本当に聞きたいことがあれば自分から聞きに行こうかなと」
―今日は自分から声を掛けた
「声を掛けたっていうよりは、目が合って、なんかアイコンタクトとって。なんか通訳さんの方から話し始めてもらいました」
―自身より若いスピードピッチャー
「刺激になりますし、やっぱりすごいなって思います。4年前か、3年ぐらい前なんで、考えられないです。19歳で157キロを投げていたら、僕の年になったら何キロ出るんだろうっていう。刺激にもなりますし、なんか興味も結構大きいです」