FA加入の山崎福也 鎌ケ谷来訪 幼少期の懐かしい思い出も
千葉・鎌ケ谷の2軍施設を見学
オリックスから国内フリーエージェント(FA)権を行使し、日本ハムに加入した山崎福也投手(31)が11日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設を訪問した。施設内を見て回りながら、新人を含む選手やスタッフにあいさつ。少年時代の記憶とリンクする特別な場所で、懐かしいエピソードも披露した。
新天地であいさつ回りに奔走
ラフな私服姿の山崎がせわしなく、動き回っていた。新しいチームメートやお世話になるコーチ、スタッフと対面し、丁寧に自己紹介。「選手、関係者の方々に早くお会いしたかった」と説明し、新天地に溶け込もうとしていた。
縁深い場所 「本当に懐かしい感じですね」
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鎌ケ谷には縁がある。幼少期に、日本ハムのコーチだった父・章弘さんに連れられ、何度も訪れていた。球場の印象は昔も今も変わっていない。ブルペンを指して「父親が球を受けていたのを後ろで見ていた記憶があります」と振り返り「帰ってきたなという感じがしますし、本当に懐かしい感じですね」と静かに笑った。
記憶に残るシーン 森本コーチと一緒に入浴
当時、周囲の計らいもあって、貴重な経験をしていた。「風呂も懐かしい感じがしましたし、室内練習場に入っても、ここでキャッチボールしたなと。いいですね」。続けて「風呂は(森本)稀哲さんとかと一緒に入りました。僕、小さくて小学校1年生くらいだったんですけど、選手は何人かいた記憶があります」と思い出に浸った。
期待の新戦力左腕 心機一転のプロ10年目
あれから25年。選手たちにかわいがられていた純朴な野球少年は運命に導かれ、チームの未来を左右する主力として、戻ってきた。