【一問一答】2024年シーズン新加入会見
■新加入会見(1月14日、札幌ドーム)
北海道コンサドーレ札幌は14日、札幌ドームで新加入会見を行った。新たに加わったFW鈴木武蔵(29)、MF長谷川竜也(29)、GK阿波加俊太(28)、DF髙尾瑠(27)、DF家泉怜依(23)、MF近藤友喜(22)、MF田中克幸(21)、DF岡田大和(22)、FW出間思努(18)の9選手が出席し、それぞれ意気込みや目標を語った。会見での一問一答は以下の通り。
―はじめに
竹林強化部長「2023年シーズン終了後、数名の選手が札幌を去りました。中には主力でやってくれた選手も数名いたかと思います。そんな中、現場、そして私ども強化の方でミーティングを重ね、2024年シーズンをしっかり戦う上で、どういう編成、どういう補強が良いのかということを考え、今日ここにおります選手に札幌に来ていただきました。彼らがしっかりと力になってやってくれると思っております」
―札幌への加入を決めた理由や決め手は?
鈴木「ミシャさんから電話があって『またゼロから札幌で頑張らないか』というお話しをいただいて。僕のことを気にしてくれているというのがすごくうれしくて、そういうのがきっかけで決めました」
長谷川「クラブのビジョンや考え方がすごく好きで、このチームで自分の力を発揮して貢献したいなと強く思ったから加入を決めました」
阿波加「生まれ育った地で、またこのチームの力になれる、貢献できる。そういったところで僕は決めました」
髙尾「去年もオファーをもらって、今回もオファーを受けてすごく愛を感じたので、このクラブを選びました」
家泉「このチームに来れば自分の苦手な部分とか、特長も伸ばしてもっと成長できると思ったので選びました」
近藤「このクラブが自分を一番必要としてくれたチームだったので、このチームを選びました」
田中克「攻撃的なサッカーというところにすごい魅力を感じて、このクラブを選びました」
岡田「攻撃的なサッカーに魅力を感じて、そのサッカーの一員になりたいと思い決めました」
出間「自分の目標だったので、うれしく思っています」
―長谷川選手は川崎時代にタイトル獲得を経験されている。チームでどういう役割を果たしていきたいか。
長谷川「年齢も、もう上の方になってきたし、川崎の時は若手で、良い先輩方の姿を見てきた。そういった先輩方は姿勢でも言動でも若手の良い見本になっていたので、自分もそういう存在になれるように努力していきたいです」
―竹林部長は補強のポイントについて、どんなところを重視したか
竹林部長「昨年の成績でいきますと、特にリーグですけど序盤は順調にいっていたかなという中で、中盤以降、成績が下がってきたというところの反省点がありました。そんな中で反省点というのはいろんなポイントがあったと思うんですけど、まず全体的なバランスをもう1回整えなきゃいけないなという中と、これまで継続的にチームをつくってきた中で、さらなる高みを目指したいというところで、この揃っているメンバーを補強したいという形です」
―ストロングポイントと今季の個人目標は
鈴木「背後に抜け出すスピードと感覚と強さというところです。今シーズンは2桁得点を目指して頑張ります」
長谷川「ボールを持ったときのプレーや、オフザボールの動きなどを見てほしいです。武蔵が言ったみたいに、僕も2桁アシストや得点、どちらかを取れるように頑張りたいなと思います」
阿波加「シュートストップの部分。特に1対1とか至近距離のところがストロングポイントだと思います。前回(札幌に)いたときはなかなか試合に出られなかったので、試合に出るということを目標にやっていきたいと思います」
髙尾「後ろからの推進力のあるドリブルと、後ろからの攻撃参加がストロングポイントです。たくさん試合に出られるように頑張ります」
家泉「空中戦と対人です。今シーズンは試合に出られるように頑張ります」
近藤「スピードを生かしたドリブルだったり、動き出しの部分です。数字のところはそんなに意識はしないですけど、一つでも多く得点だったりアシストができるように頑張ります」
田中克「左足のキックというところで、ゴールやアシストというところを見てほしいです。いち早くプロのピッチで輝く姿を見せられるように頑張りたいと思います」
岡田「左足のキックと対人です。1年目からスタメンを取れるように頑張りたいと思います」
出間「左足のシュートとゴールへの嗅覚です。多くの試合に絡めるように頑張ります」
―札幌で成し遂げたいこと、キャリアでの夢
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鈴木「キャリアでまだタイトルを獲ったことが無いので、タイトルを今シーズンは狙っていきたいですし、前回在籍していた頃はルヴァン杯決勝で敗れてしまったので、今年は何とか一つでもタイトルを獲れるように、チームとしても、個人としても、僕のキャリアとしても成し遂げたいです」
長谷川「僕もまずタイトルを獲るということを目標にしています。あとは自分自身が選手として、人として成長できるように、このクラブでいろいろな力を身に付けたいなと思っています」
阿波加「僕ももちろんタイトルというところを目指したいと思いますし、自分のキャリアの先を考える上で、生まれ育ったこのクラブでゆくゆくは指導者だったり、このチームのためになりたいと思っているので、まずはこの1年、しっかりと選手として頑張っていこうと思います」
髙尾「僕も目標はタイトルを獲るということで、個人的には新たな自分にチャレンジも含めて頑張っていきたいと思います」
家泉「タイトルを獲ることが目標で、個人としては自分の苦手な部分を磨いていこうと思っています」
近藤「チームとしてはタイトルを獲るということと、個人としては五輪があるので、そこのメンバーに入っていくというところが目標です」
田中克「チームとしてはタイトルを獲ることが目標で、個人としてはこれから世界に羽ばたけるように、しっかり1年目から試合に出て活躍したいと思います」
岡田「自分もチームとしてタイトルを目指したいと思いますし、そのタイトルを目指すチームの力になりたいと思っています」
出間「僕もタイトルを目指していますし、個人的には多くの試合で貢献できるように頑張ります」
―北海道で一番楽しみにしていること、やりたいことは
鈴木「おいしいカニを食べることです(笑)」
長谷川「おいしいウニを食べることです(笑)」
阿波加「ゴルフが好きなので、北海道のいろんなところに行ってゴルフをやりたいです」
髙尾「武蔵くんにたくさんのご飯を食べさせてもらいたいです(笑)」
家泉「おいしいご飯を食べて、釣りが好きなので、おいしい魚が釣れると聞いたので釣りをしたいです」
近藤「あんまり家から出ないので、何か趣味みたいなのが見つかればいいかなと思っています」
田中克「海鮮をいっぱい食べたいです」
岡田「僕は温泉とサウナが好きなのでいろんなところに行ってみたいのと、あとはお寿司が好きなのでたくさん食べたいと思います」
出間「僕は先輩方にいろんなところに連れて行ってもらいたいです」
―鈴木選手、長谷川選手は昨季札幌を外から見ていて、クラブの強みと改善した方が良いところは
鈴木「対戦してみて改めて思ったのは攻撃の連動性がすごくあって、相手の守備よりも一歩先に他の選手たちも共通意識を持って動き出し、パスの出し手も出しているので、変わらず攻撃的なすごく良いチームだなというふうに思っていたのと、それは良さでもあるけど、攻撃的すぎるが故に、守備もすごい攻撃的で、失点数もリーグワースト1位でしたっけ? そこはやっぱり、もう少し改善できればいいと思うんですけど、改善していく上で攻撃的なスタイルを失うという方がすごい嫌だと思うので、少し抑えつつも、攻撃的な部分というのは変わらずに突き詰めていって。去年すごく印象に残っているのが、柏戦の5-4の試合なんですけど、ああいったサッカーをするというのは見ている人もすごいワクワクするし、楽しいだろうし。その上で失点を少し抑えられたらいいかなと思います」
長谷川「武蔵がほとんど言ってくれたので。外から見ていると、攻撃も守備も自分たちから仕掛けることができる、すごい魅力的なチームだなと思います。改善点はあまり今思い浮かばないけど、武蔵も言っていたように、まずは攻撃的な部分を失わないように、そしてその質を高くして攻撃する回数が増えれば、守備をする回数も減ると思うので、そういったところの精度を上げるのと同時に、自分たちからアグレッシブに守備をする姿勢というのも、より質を高めていければいいんじゃないかなと思うので、ゼロからそういったところにみんなで取り組めたらいいなと思います」
―明日からの沖縄キャンプをどのようなものにしていきたいか
鈴木「まずはケガをせずにコンディションを整えるということをベースにやっていって、あとはチームの戦術。新しい選手もいるので、しっかりコミュニケーションを取って、良い連係が取れるようにやっていきたい」
長谷川「まずはチームの戦術を1日でも早く理解することと、チームメートの特長、性格などを1日でも早く理解しながら、自分のコンディションもより良い方向に持っていけるように、良いトレーニングをしたいと思います」
阿波加「前回いたときよりも半分近くの選手が入れ替わっているので、そういった人たちとコミュニケーションを取りながら、少しでも自分をアピールしていけたらなと思います」
髙尾「僕もケガをせず、まずはコンディションを上げて、早くチームに馴染めるようにやっていきたいと思います」
家泉「まず札幌のサッカーを自分の中にしっかりと落とし込んで、そこから試合に出られるようにしっかりやっていきたいなと思います」
近藤「戦術を理解するという部分と、体の部分は追い込んでいければいいかなと思います」
田中克「まずは戦術を理解するとともに、しっかりと自分を出して、いち早くチームメートに認めてもらえるように頑張りたいと思います」
岡田「まずはケガ無く終えることと、あとはチーム戦術を理解して、1日1日を大切にしていきたいです」
出間「ケガ無く終えることと、仲間との仲を深めること。全力で頑張ります」