【一問一答】石井、郡、細川 伊江島自主トレで強化 松本剛の助言も
沖縄県の伊江島で自主トレを行っている日本ハムの石井一成内野手(29)、郡拓也捕手(25)、細川凌平内野手(21)が14日、報道陣の取材に応じ、強化しているポイントや現状の手応えを口にした。3人の一問一答は以下の通り。
【石井一成内野手】
―初めての伊江島
「めちゃくちゃ環境いいっす。やばいっすよ。敷地内に室内練習場があって、ウエート場あって、プールもあって、サウナもあるんですよ。この環境、やばいっす」
―この自主トレのテーマ
「バッティングのコンタクト率を上げていきたいので、そこは重点的に取り組んで。守備は本当に基礎、基本にもう一回、立ち返って。荒木(雅博)さんにも教えてもらったドリルを取り入れたりしてやったりして、もう一回、足を使うことを意識してやっていければいいなと思います」
―コンタクト率を上げるためには
「目いっぱい振ったりしていたので、インパクトというか、スイング軌道がブレてしまう。そこを力感なくというか。力を抜くというのは余計に難しい。力を入れなくても、しっかりと下だけで飛ぶように、下を使っていけるようにというイメージでやっています」
―松本剛からもアドバイスはあるか
「剛さんもほんとに下を使って、上でガーっと打っている感じじゃないので、その感覚は教えてもらって。合うものというか、良さそうなやつを取り入れて、やっていきたいなと思います」
―カステラを作っていた
「お菓子ばっか、作っているっす。帰ったら暇なので。(中途半端な時間に)寝ちゃったら、もったいないというか、夜、寝られなくなるので。午後4時ぐらいに帰って、お菓子作るかと。炊飯器で」
―炊飯器スイーツをたくさん食べるのは、それだけ運動量が多いから
「そうですね。運動量が多いので、しっかりエネルギー不足にならないように。カロリー高いですからね。コーヒーも一緒に飲んで、めっちゃ快適。外も涼しいので。ベランダとかで」
【郡拓也捕手】
―伊江島自主トレの成果は
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「順調です。とても。僕は人よりやることが多い。守備とかも。これだけ打つ人がいれば、打っている時に打球を捕ることができる。外野とか、ノックではできないこともあるので。打球感とか。そういうのが結構できるので、この自主トレはめっちゃいいですね。実戦的なこともできるので、プラスになることばかりです」
―松本剛からのアドバイスは
「ちょっと剛さんにアドバイスもらったりとか、(石井)ピンさんが今年、新しく来たので、守備とか聞いたりできる。本当に毎年、年々充実していますね」
―やることが多くて大変
「大変ですけど、自分の中でやりがいというか。いろんなことをやるのが僕の仕事という自分の考えになってきている。全然、苦に思わないです。逆に楽しいというか、やること多いほうがいいかなと思います」
―アピールあるのみ
「(キャンプ序盤の)紅白戦で普通にヒットを打ちたいですけど、内容が良ければいいかなと思っています。ちゃんと振れているなと。振れていないと分かる。コンタクトできている印象はあるので」
―野手はそこに合わせてと
「実戦的なことはみんなやってくるんじゃないですか。(練習で)ピッチャーの球はなかなか打てないので、そこは難しいところですけど。ピッチャーが全力で投げる球は全然違う。まあ、その中で良い結果を出せれば。今年は僕、力まずにいこうと思います。変なプレッシャーを背負わない。去年とか、自分で厳しくしている感じだったので。打てなかったらどうしようとか。ここで打たないと1軍に残れないとか。プレッシャーを背負わずに、自分のやることだけやろうというスタイルを貫き通そうと思います。言い方は悪いですけど、知ったこっちゃねえと。自分の人生だし。そっちのスタイルでいこうかなと。割り切って。一打席一打席考えたら、野球できなくなっちゃうので。本当に。その精神でいこうかなと思います」
―新庄監督も似たような考え方を
「そうなんですか? 本当ですよね。結果、自分の人生ですからね。人に言われて成功しなかったら悔しい。自分がやって、できないならしょうがない。逆に今年は割り切って野球ができそうです」
【細川凌平内野手】
―伊江島自主トレの手応えは
「3年目。本当に毎年毎年、環境が良くなっているので、野球に集中できる。打ち込める環境が整っているので、毎日充実しています」
―オフのテーマは
「常に成功のイメージ。自分が今年終わった時にどういう姿であるか。最高の自分をイメージしてやっている。メンタル面ではそういうところです」
―野球漬けに
「普通というか、楽しいです。野球しかできないのは最高です」
―成功のイメージとは
「レギュラーとして活躍して、チームが優勝してファンの皆さんと喜び合っている。自分が喜んでいる姿、周りのみんなが喜んでいる姿をしっかりイメージしている感じです」
―勝って泣いているのか
「笑っていると思いますね」
―技術面で取り組んでいることは
「バッティングでいったらタイミング。足を上げる時に探りながら上げるのではなく、一発で上げてそこから探る。それを剛さんにいろいろ聞いてやっているので。フライになることが多いので、何でかというと、ほぼタイミングなんじゃないかな。剛さんもいろんな人にバッティングを聞かれるけど、結局はタイミングと言っていたので、その部分を取り組んでいます」