【一問一答】レバンガ桜井良太が現役最後のBリーグ球宴で13得点「夢のような時間でした」
■Bリーグオールスターゲーム2024(1月14日、沖縄アリーナ)
▽B.WHITE128-123B.BLACK
今季限りで現役引退を表明しているBリーグ・レバンガ北海道のSG/SF桜井良太(40)が14日、4年ぶり4度目のオールスターゲーム(沖縄)にB.WHITEのメンバーとして出場した。3点シュート2本を含む、13得点、2リバウンド、2アシスト。試合はB.WHITEが128-123でB.BLACKに勝利した。桜井の一問一答は以下の通り。
―4年ぶりのオールスターの感想
「最高でした。本当に楽しくて、夢のような時間でした。北海道で開催されたオールスターも特別な時間でしたが、今回は、自身にとって最後のオールスターということで思い入れもあり、勝って終えたいと思っていたので、それが達成できて本当に良かったです」
―第1クオーター(Q)に公約通り3点シュートを2本決めた
「最後のオールスターということもあり、みんなが自分に華を持たせようとしてくれました。それに対して1本目の3ポイントで応えることができて、あれが決まって気持ちが楽になりました。ベンチを振り返った時に、みんながすごく嬉しそうな感じで飛び出して来てくれていたので、あの光景は忘れないです。最高でした」
―後半、一人で持ち込んでレイアップも決めた
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「とにかく勝ちたかったので、空気を読まずに確実に得点に繋げられるようにレイアップで持ち込みました。後半に入る時に、勝ちにいこう、点差を詰めようと話をして臨んだ中、とにかく必死でした。クーリー選手に3ポイントを3本くらい決められて、チームが少し焦ったタイミングで自分がレイアップを何本か決めることができたので、ファインプレーだったと思います」
―Bリーグ以降では3度オールスターに出場。今回との違いは
「メンバーに同じ世代が竹内譲次選手しかいないことですかね。それはさておき、一番の違いは盛り上がりだと思います。Bリーグ初年度の代々木で開催されたオールスターの時も、バスケット界はついにここまできたか、と思いましたが、今回の沖縄開催での盛り上がりは素晴らしいと感じました。地域や文化的に沖縄のバスケットボールファンの方は盛り上げ方が上手で、今日も地響きのような歓声も上がっていました。夏に沖縄でも開催されたW杯の影響もあって、今この時がバスケットの歴史の中で一番盛り上がっている時なんじゃないかと感じましたし、そこに自分が立ち合えて、出場できたことに幸せを感じます」
―会場の歓声について
「W杯をTVで観ていましたが、その時の歓声がものすごかったので、今日も特に最後3分切ったくらいの勝負所での会場が沸き上がるような歓声は鳥肌が立つほどでしたし、そんな歓声の中でプレーすることができて幸せでした。そして、会場内で自分のタオルやレバンガのユニフォームを着てくれている人がいて、とても心強かったです」