Bリーグ
レバンガ 宇都宮に23点差の大敗
■B1第6節(6日、帯広・よつ葉アリーナ十勝)
B1東地区のレバンガ北海道はホームで同地区の宇都宮と対戦し、70―93で敗れた。前節の信州戦からリーグ戦2連敗。前半だけで30点差をつけられると、その後も相手の勢いを止めることができなかった。きょう7日も宇都宮と対戦する。
完敗だった。18―19シーズンから11連敗中の強敵に今季最大23点差をつけられて敗戦。佐古HCは「全ては第1クオーター(Q)。浮足立ってしまった。前半で30点差をつけられたのは屈辱的な負け方」と肩を落とした。
相手の強力なオフェンスに圧倒された。宇都宮は前節、昨季王者の千葉から100点を奪い勝利。PG橋本主将が「想定以上のことをやられた」と振り返るように、序盤から、その攻撃力をまざまざと見せつけられた。
試合前から警戒していた日本代表のSG比江島にシュートを決められるなど、第1Q開始から約2分半で連続10失点。さらに第2Q中盤から終盤にかけては連続12失点でリードを広げられ、前半で早々と勝負を決められた。
完敗したとはいえ、第4Qは相手を上回る26得点。意地は見せた。きょう7日の再戦に向け、橋本主将は「試合が始まった1秒から全力でやり続ける。いつの間にか40分間の試合が終わるという戦いを、あしたはやりたい」と巻き返しを誓った。
(島山知房)