【一問一答】ドラ1左腕の細野晴希 新人一番乗りでブルペン入り 卒論のテーマは「大学野球投手の投球動作における運動学的特徴」
日本ハムのドラフト1位ルーキー・細野晴希投手(21)が15日、新人合同自主トレ参加メンバーの中で最も早くブルペン投球を行った。鎌ケ谷の室内練習場で、同2位の進藤勇也捕手(21)を立たせ、7割程度の力感で20球を投げ込んだ。一問一答は以下の通り。
―傾斜での投球は久しぶり。どうだったか
「平地とは違う疲れがあったというか、いつもとは違う疲労感がありました。これから少しずつ慣れていかないとなと思いました」
―きょうの力感は何割ぐらいか
「6~7割ぐらいですかね」
―意識した部分は
「並進移動、体重移動が課題だと思っているので、並進をしっかり意識した中で、上半身は力を抜いて投げることを意識して投げました」
―手応えは
「力を入れた時はそれができるんですけど、6、7割の時にどうしても下(半身)がちょっと遅くなっちゃうので、まだまだ目指しているところには足りないなって思いました」
―コーチや先輩も見ていた
「本当はもうちょっと軽く投げるつもりだったんですけど、隣で先輩も投げていて、勝手に力が入っちゃいました」
―捕手は同期の進藤だった
「大学時代も(日本代表で)一緒に組んでいたので、慣れているのでやりやすかったです」
―投げ終わった後にはどんな話を
「ちょっと引っかけた球が真っスラ、スライドしているかなっていう自分の感覚で、聞いたらやっぱり『スライドしてる』って言われたんですけど、『球は強いからそんなに気にしなくていいよ』と言ってもらったり、そういう話をしました」
―きょうの投球の自己評価は
「良かったと思います。トレーナーさんが組んでくれるメニューで、しっかり準備ができるので、それもあって良い入り方ができたんじゃないかなと思います」
―今後はどれぐらいの間隔でブルペンに入るか
「予定では、各クールの最終日にブルペンに入って、次までがたぶん立ち投げです。その次から座らせて投げる予定だった気がします。そこはまた(今後の状態に)左右されると聞いたので、状態を見てという感じです」
ー例年、この時期にブルペンで投げていたか
「たぶん1月も基本は入っていました。ちょっとずつ増やして、オープン戦に向けてまた減らして、みたいな感じだった気がします」
―この時期に投げることに抵抗はない
「ないんですけど、調整の仕方とか過ごし方が、やっぱり大学とは違う。引退してちょっと空いていたので、慎重にいかないといけないかなと思います」
―入寮から1週間。リフレッシュ方法は確立できたか