清宮幸太郎が選手会役員〝入閣〟へ 指名した松本剛会長「次期会長を…」
まずは上沢が抜けたポスト?
日本ハム・清宮幸太郎内野手(24)が、今季から選手会役員に〝入閣〟する。選手会長を務める松本剛外野手(30)が「上沢(直之)が抜けて、清宮が入る。それは確定。自覚を持ってもらう意味も込めて、やってもらおうかと思います」と明かした。
これまで副会長を担っていた上沢が、米大リーグのレイズとマイナー契約を締結。長年の夢を追いかけ、チームを去ることになった。選手会のメンバーはもう1人の副会長を浅間、会計を北山、書記は上川畑が務めている。現時点で清宮の役職は未定だが、会長は「次期会長をやってもらうぐらい引っ張ってもらいたいなという思いを込めての清宮」と大きな期待を寄せる。
松本剛は22年オフに就任
現会長の松本剛は、ソフトバンクに移籍した近藤に代わって2022年オフに就任した。選手会の役員は、まさに縁の下の力持ち。選手会納会の準備や12球団の会議に出席するなど、チームを代表して仕事をこなしている。
「意識が変わって爆発するかもしれない」
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重要なポジションだからこそ、若きスラッガーに託す。「もうちょっと自覚を持ってもらおうっていう意味で。選手会なので、別にキャプテンとかではないけれど、自分のことだけを考えるのではなくてチームスポーツなので。持っているものはすごいし、それで意識が変わって爆発するかもしれない」。
自覚は十分
マイペースなキャラクターで知られる清宮だが、早実高時代は主将としてチームを引っ張っていた。松本剛が役員入りを打診すると、すでに自覚十分だったという。「キャプテンをやってたくらいだから。びっくりしていたけれど、意外に『はい、ちゃんとやります』みたいな感じでしたよ。キャプテンがいないチームなので、チームスポーツはやっぱり誰か引っ張っていく人がいないと、練習をやるにしてもなあなあになっちゃう。そこは大事にしていきたいなと思っています」。将来の会長候補として、背番号21が名実ともにチームの顔になる。