ファイターズ
《ハム番24時》1月17日
ドラフト1位の細野が思わぬ悩みを抱えている。新人合同自主トレ真っただ中だが、数日後に卒論の発表を控えているという。
総合情報学部に在籍している左腕の卒論テーマは『大学野球投手の投球動作における運動学的特徴』。自身と後輩投手のデータを収集し、球速150キロを超えるピッチャーの特徴をまとめている。
休日だった16日は、川越にある大学に出向き、図書館などで6時間ほどみっちり勉強。鎌ケ谷の寮に戻ってからも準備に追われ、「(休日だった)きのうの方が疲れました。単位が足りてないとかではないのですが、そこさえ終われば…」と苦笑いだった。
「論文自体はボチボチ」と言うが、発表用にパワーポイントを使って資料を作ることに苦戦しているとか。史学科で古代史を専攻していた記者も、卒論執筆に取り組んだ苦い記憶がよみがえってきた。