２０２４年、支配下と育成を合わせて９人のルーキーが日本ハムに入団した。将来性豊かな大型左腕、世代ＮＯ１捕手、伸びしろ十分な高卒新人５選手など、ユニークな顔ぶれが揃った。Ｕ１８台湾代表の孫易磊（スン・イーレイ）投手（１８）もドラフト外で加わった。道新スポーツデジタルでは、２月１日から始まる春季キャンプを前にオリジナルの新人名鑑を作成。基本情報にプラスして、軟らかい話題を多く取り入れた「１０の質問」に答えてもらった。ラストを飾るのは〝台湾の至宝〟と表される孫易磊投手（１８＝中国文化大）。

「ないです。『イーレイ』は呼びやすいから、ニックネームがないんです。家族からも『イーレイ』と呼ばれてます」

「笑顔でお願いします。あとはボールの質が良いです」

「お父さん、お母さん、お兄さんとお姉さんです。お兄さんは台湾プロ野球・台鋼ホークスの選手です」

「ギターを弾くことです。台湾の歌を弾きます。小学６年生から始めましたが、当時は手が小さくてほとんど弾けませんでした。日本には持ってきてなくて、この前買おうとしたけど、やめました。あとはボーリングが好き。うまくはないけど、サーフィンにも行きます」

「シェン・ユエ（沈月）さんです。きれいな人です」

「ゲームです。（サッカーゲームの）ＦＩＦＡが得意です。普段は１日１時間ぐらいゲームをやります」

「うどんが好きです。どこで食べてもおいしい。丸亀製麺は台湾にもあるので知っていました。何でも食べられて好き嫌いはないけど、試合前は食べないタイプです」

「（取材を受けた）きょう読んだばかりの本に気になる言葉がありました。『自分の生き方次第で、自分の世界はうまくいく』って感じの言葉です。ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン（オーストリアの哲学者）という方の言葉です」

「（サッカー選手の）クリスティアーノ・ロナウドです。ＦＩＦＡではロナウドばかり使ってます。ああいう世界中で有名な選手になれるように頑張ります」

「高校１年生です。その頃、自分は野球が上手ではなくて、自分より強い選手がたくさんいました。ライバルがいることで、自分にはまだまだ頑張れる余地があると思いました。自分の限界を突破しようと思いました」