コンサドーレ
《こぼれ球》コンサドーレの新しい景色
今季採用ブルーグレーのトレーニングウェア
16日からスタートしたコンサドーレの沖縄キャンプ。「7年目のミシャ体制はどのようになるのか」「9人の新戦力はどんなプレーを見せてくれるのか」など注目すべき点は多々あったが、初日の練習風景で一番強いインパクトを与えられたのは、今季採用されたブルーグレーのトレーニングウェアだった。
過去にはグレーを使用したりGKのみ黄色を用いた時代もあったが、近年、選手は赤、コーチ・スタッフ陣は黒と1stユニホームのカラーにちなんだ配色が定番となっていただけに、ブルーグレーのウェアを着用してピッチ上でプレーする選手たちを見ていると、コンサドーレの練習ではない錯覚に陥りそうになったりもした。
赤池コーチ「違和感だらけなんですけど」
選手、コーチとして20年間コンサドーレのトップチームに所属している赤池保幸GKコーチ(49)も、初の配色に「違和感だらけなんですけど(笑)。14日のキックオフイベントの時もすごく違和感ありました」と苦笑いを浮かべた。日が経つに連れ、その風景にも違和感を抱かなくなってきており、純粋に格好いいなと感じるようになってきた。赤池コーチも現在は「慣れてきているなというのはあって。これもこれですごく良いなという感じがしますね」と好印象を抱いているそうだ。
4つめのクラブカラーを印象付ける1年に
1997年にシマフクロウをモチーフにしたエンブレムを定めた時からデザインの中に配色されているブルーグレーは、赤・黒・白と並ぶコンサドーレのメインクラブカラー。これまでは3色に比べると大々的に使われる機会は無かったと思うが、今季はトレーニングウェアだけではなく、3rdユニホームの一部にも採用され、4つめのクラブカラーがサポーターに強い印象を刻みつける1年となりそうだ。宮の沢で、試合会場で、この〝新しい景色〟を見ていただきたい。