コンサドーレ
FW鈴木武蔵が今季初実戦で〝札幌復帰後初ゴール〟 「すごくいい感触」ミシャサッカーとの再融合に手応え
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月20日、沖縄県・金武町陸上競技場
▽練習試合(45分×2) 北海道コンサドーレ札幌13-2FCセリオーレ(3-1、10-1)
【札幌の得点者】鈴木、浅野、小林、大森×3、岡田、出間×4、田中宏×2
北海道コンサドーレ札幌は20日、沖縄県リーグ1部のFCセリオーレと今季初の練習試合を行い13-2で大勝した。
1本目25分、左足でゲット
1本目、札幌は25分にFW鈴木武蔵(29)が今季チーム1号となる先制ゴール。30分に元札幌のセリオーレFW上原慎也(37)に豪快なミドルシュートを決められ同点に追い付かれるも、39分にMF浅野雄也(26)が角度のない位置からゴールを決めて勝ち越しに成功した。41分にも浅野の折り返しからMF小林祐希(31)が得点を挙げ3点目をマークした。
「やり慣れたミシャサッカーの下ですごくいい感触」
さすがの〝一発回答〟だ。4シーズンぶりに古巣・札幌復帰を果たした鈴木が、今季初実戦でいきなり復帰後初ゴールをゲットしてみせた。「ゲーム中もすごい楽しかったし、やり慣れたミシャサッカーの下でゲームするのがすごくいい感触でできたので。ゴールもすごくうれしかったです」と、リスタート弾に笑顔を見せた。
多くの時間で札幌がボールを保持し何度もチャンスをつくりながら、相手GKの好セーブなどもあってなかなか得点が決められないもどかしい展開だったが、その空気を一変させたのが鈴木だった。25分にペナルティーエリア内で小林からのパスを受けると、左足でシュートを放ってゴールネットを揺らした。「動き出して、動き直して、もう1回動き出してって形でボールを受けたので。FWとしていいゴールだったかなって思っています」とゴールシーンを振り返る。