鈴木健矢 〝ミスターサブマリン〟から左打者対策を伝授され「これならいける」 米30キロゲットで食トレも継続中
アンダースローといえば渡辺俊介氏 2年連続で弟子入り
日本ハムの鈴木健矢投手(26)が〝ミスターサブマリン〟から対左打者のコツを伝授されたことを明かした。
昨オフに続き、今月10日から18日までアンダースローの達人だった元ロッテの渡辺俊介氏(47、現日本製鉄かずさマジック監督)に弟子入り。「勉強になりました。これならいけるかなっていうのは(ある)」と手応えを口にした。
昨季は左バッターに・299 課題克服へ充実の〝レッスン〟
昨季は左打者に対し、被打率・299と苦手意識があった。下手投げの大先輩から、対策を教えてもらい「(内容は)内緒です。結構ガッツリ」とニンマリ。「結構、細かい話をして。こういうふうに攻めていったらいいとか、クイックとか首の使い方とか。緩急の部分、フォーム的な部分とか、いろいろ教えてもらいました」。トレーニングメニューやエクササイズについても聞いたという。
打撃投手で打者とも対戦 「めちゃめちゃ良くしてくれました」
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かずさマジックの本拠地、君津球場でのマンツーマンレッスン。「キャッチボールの時から、ずっと見てもらってて、最終日にはBP(打撃投手)もやらせてもらった。全然、仕上がっていないかずさの人たちが、わざわざ(打席に)立ってやらせてもらいました。左(打者)3(人)、右(打者)2(人)みたいな。めちゃめちゃ良くしてくれました」と感謝した。
近づくプロ野球の「元日」 実戦登板へ「楽しみ」
充実のオフを送り、いよいよキャンプインが迫ってきた。「シーズンが始まるなって感じです。ちょっと憂鬱(ゆううつ)になりそう。たぶん沖縄入ったら、パッと気持ち入るんすけど、オフって一瞬ですよね」。1軍キャンプスタートが決まり、今季初の実戦登板は4日の紅白戦となる見通し。「楽しみではあります。実戦とかで教わったことをどう生かすか」と心待ちにする。
開幕ローテ奪取へ強力援軍 知人から太っ腹な差し入れ
昨季は夏場に疲労などで体重が激減。このオフは「お米、食べます」と宣言していた。「ちゃんと食べています」と食トレは順調そのものだ。
「12月中は高校の先輩に焼き肉とか、いっぱい連れて行ってもらいました。その先輩の友達に農家の人がいたので、米が欲しいですと言ったら、30キロを担いで持ってきてくれた。傷まないように早く食べないと」。周囲のサポートを受け、鈴木が開幕ローテーション候補に浮上していく。