【一問一答】新庄監督 サバイバルキャンプについて語る 助っ人も「えこひいきはない」
日本ハムは20日、2月1日から沖縄で始まる春季キャンプの1、2軍参加メンバーを発表した。球団は巻き返しを図る今季に向け、大型補強を敢行。新庄剛志監督(51)は、実績のある外国人選手を特別扱いしない意向を示した。新庄体制3年目。サバイバルキャンプが幕を開ける。指揮官の一問一答は以下の通り。
ーキャンプ初日は、1、2軍どちらを見るか
「いやいや、もうやっぱりメイン球場(名護)の方でね。で、(2軍スタートのドラフト1位)細野くんとかは見てみたいし。そんなに無理はさせたくないから、慌てさせて気合入れすぎて、おかしくなられても結局は遠回りになってしまうから。本人は一発目からガンガンいきたいと思いますけど」
―今季で就任3年目。過去2年とは、戦力の充実感が違う
「いやいや、やっと本気出してくれましたよ。球団が」
―選手層の厚さがある
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「去年はみんなが成績を残して、アピール合戦が激しくての楽しみがあったけど、今年は戦力として厚みが出たから、誰を落とすの? それはもう、外国人はけがしない限り落とせないという契約ではないから」
―そうなんですね
「じゃない。詳しくは、もう一回、聞きますけど、そういう契約はウチはしないんで、えこひいきはない」
―例えば、登板数が決まっているとかはない
「それも聞いてみます。それは…ちょっとそこまでは難しいけど、たぶんね、ウチはそういうことはしませんって、去年から言っていたから。ポンセにしても、中継ぎでも抑えでも先発以外で投げさせて落としても全然OK(だった)。アメリカはね、それが厳しいんですよ。それは、めんどくさいです。ほぼほぼ8人がけが以外は落としちゃいけないみたいな。ヘタしたらレギュラーから外しちゃいけないっていう契約あるから」
―では、メジャー通算108本塁打を誇るレイエス、実績があるバーヘイゲンも2軍に落ちる可能性がある
「あるある、全然。もちろん。全員、下かもしれないですからね」
―全員横並びの競争になる
「横並びとは、ちょっと違うんですよね。今年に関しては。うん。勝負できるから。俺の起用法の、この勘ピューターが生きてくる。生かさないといけない。去年はいろいろやらせたしね。グラウンドの緊張感は他のチームより、ものすごくあったと思うから。たまにポンポンと入れながら、やっていくし。外国人のバントとかも大事な場面ではさせるし」