〝勝利の方程式〟定着を狙う河野竜生 春季キャンプを前にピンク髪にした理由とは?
鎌ケ谷の2軍施設で自主トレ
日本ハム・河野竜生投手(25)が21日、千葉・鎌ケ谷の2軍施設で自主トレ。鮮やかなピンク色に染めた新ヘアを揺らし、ブルペンで投球練習を行った。
さらなる飛躍が期待される今季
昨季は自己最多50試合に登板。セットアッパーを任され、20ホールドを挙げた。さらなる飛躍が期待される左腕は「ニューヘアスタイルです。きれいでしょう。美容師さんがうまくやってくれました」とうれしそうに話した。
年明けは故郷の徳島にも
ここまで調整は順調そのものだ。年明けは故郷の徳島で始動。所属した社会人野球・JFE西日本にも顔を出し、数日前から鎌ケ谷で汗を流している。「ブルペンに入ったのは2回目かな。ボチボチじゃないですか。実戦(予定)も例年通りだと思う。ブルペンに入る時期とか頻度とかは変わっていないです」。
先乗りする前にピンク系に髪染め
今後は沖縄・名護での先乗り自主トレに参加する予定。長期間のキャンプに備え、前日20日には美容室に出向き、髪の毛を「ピンク系で」とオーダーした。
ウエアの刺しゅう、練習用グラブに勝負カラー
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「ピンクにした理由? 去年もピンクにしていましたけど、キャンプだし。僕自身、ピンクが好きだし、いろんな髪色をしたから。ミルクティーもしたし金髪もしたし、紫にもしたし全部やりました」
夫人の髪色を参考に
昨季はさまざまなカラーに挑戦。21年オフに結婚した夫人の髪色を参考にしている。「今回も一緒の色にしました。妻のカラーを見て、良い色だなと思ってやっています」とはにかんだ。
大海もグラブは「まねしていい?」
河野にとって、ピンクは〝勝負カラー〟でもある。「好きな色なんです」と指さしたウエアの名前の刺しゅうはピンク。前々から練習用グラブは、黒とピンクの配色だった。「今、(伊藤)大海さんが使っているグラブは、僕が最初に作ったんですよ。大海さんに黒ピンクを見せたら、これいいじゃん。まねしていい? となった。発信は僕です」と明かした。
キャンプは1軍スタート
20日には春季キャンプメンバーの振り分けが発表され、沖縄・名護での1軍スタートが決まった。「もう一回、またイチからのスタートだと思う。充実したシーズンを送りたいなと思うので、そこを一つ目標にみんなに勝って、そのポジションをつかみたいなと思います」。夫人とおそろいのピンク髪をなびかせ、〝勝利の方程式〟定着を狙う。