【一問一答】矢沢宏太 負傷明け初のロングティで柵越え連発「問題なくキャンプに入れる」
右手有鉤骨骨折からの復活を目指す日本ハムの矢沢宏太投手兼外野手(23)が23日、千葉・鎌ケ谷のグラウンドで、昨年11月の骨片摘出手術後初となるロングティ打撃を行った。約50スイングで、柵越え10発。この日ブルペンでは40球を投じ、約1週間後に迫ったキャンプインに向け、投打で順調な回復ぶりを見せた。一問一答は以下の通り。
―ロングティは全力で振っていたか
「全力に近いぐらいですね」
―負傷していた右手の感触は
「痛みとかはなくて、ちょっと動きを制限していたので硬さはまだある。きょう、(打球の)距離が出なかったらどうしようと思っていたんですけど、出てたので、問題なくキャンプに入れるなって感じです」
―ロングティは負傷後初めてか
「初めてです。もともとロングティ(の予定は)なかったんですけど、室内だと形を意識してきれいに振るので、出力が出にくい。外に出れば、ちょっと飛ばしたいと思うし、あんまりきれいなスイングじゃない中で振ることがあるので、そういうときに痛くないかの確認もしたかった。飛距離出るかな、強く振れるかなっていうのは、キャンプまでに確認したかったので、リハビリメニューに入れてもらいました」
―3本のバットを使っていた。狙いは
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「普通の僕のバットと、それのちょっと重いバットと、あとあんまりヘッドがきかないバットの3つですね。僕のバットはヘッドが結構きくんです。ヘッドをきかせた方が飛ぶんですよ(笑)。それでフェンスを越えたので、ヘッドがきかないやつでもいけるかなと思って、確認してみました」
―きょうの確認は全部オーケーだったか
「全部そうですね。きょうはピッチングも良かったですし、バッティングも不安なくいける。結構いい1月を過ごせています」
―ブルペンは何球か
「座らせて30球くらいです。立ち投げを合わせたら40球くらい。きょうはラプソードが置いてあったので、ちょっと変化球も投げました。スライダー。変化量、回転数とかを見て、良い感じです。変化球はいけるんですよ。(課題は)真っすぐですね」
―球速は
「142、3キロぐらいですかね。でも柳川は寒くても150キロ出ますからね。すごいです。いつ投げてもえげつない球、投げますからね」
―けがの期間に投手として成長できた
「そう。ピッチャーの練習ができたので、良かったですね。去年1年間、ピッチャーの時間がなくて、どうしたらいいんだろう、どうやったら感じが良くなるかな、というのを探っていた。その(けがをした)時間でいろいろ考えたりできたから、良かったかなと思います」
―フォームが固まった
「そうですね、リリースに関して不安なく、こうじゃないな、ああじゃないなって感じではないので。ある程度、こんな感じかなというのが出てきているので、いいかなって感じです」
―明るくキャンプに入れる
「今のところ。ちょっと楽しみですね。(投打)両方ともそれなりに順調にできているので、楽しみです」
―キャンプの必需品は
「絶対に持っていくのは化粧水とかヘアオイルとか。それぐらいじゃないですか、後はiPadとか、イヤホン。そんな感じです」