《2024ファイターズ新人紹介》⑧加藤大和投手【道スポオリジナル名鑑】
2024年、支配下と育成を合わせて9人のルーキーが日本ハムに入団した。将来性豊かな大型左腕、世代NO1捕手、伸びしろ十分な高卒新人5選手など、ユニークな顔ぶれが揃った。U18台湾代表の孫易磊(スン・イーレイ)投手(18)もドラフト外で加わった。道新スポーツデジタルでは、2月1日から始まる春季キャンプを前にオリジナルの新人名鑑を作成。基本情報にプラスして、軟らかい話題を多く取り入れた「10の質問」に答えてもらった。8人目は育成ドラフト3位の加藤大和投手(18=帝京大可児高)。
「『やまと』。他だと『やまちゃん』とか。友達は『やまと』が多いです」
「身長が高いことですかね。190ですね。良かったことはあまりないんですけど、背が高くて嫌だなと思ったことが、ご飯とか食べに行った時に、座敷で足が伸ばせないと、しんどいなと。掘りごたつとかあったら、楽なんですけど。あぐらもしんどくなってくる」
「父、母、姉、妹2人。6人家族です。きょうだいは比較的、仲が良いです。自分は双子で。同じ年の妹がもう1人いて。男女なので二卵性です」
「趣味はドラマとか映画を観ること。ドラマだったら、今、観ているのは『半沢直樹』。僕、好きになったら同じ作品を何度も観る。マンガを読み返すような感じ。マンガも結構、見たりします。PL学園の野球部をモデルにした『バトルスタディーズ』が好きです。全巻、揃えています」
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「芸能人では浜辺美波さん。大人っぽい人が好きです。落ち着く感じの人がいいです」
「字がうまいです。習字をやっていたので。毎年、賞を取れるぐらい。筆ですね。小学1年から中学1年まで習っていました。今も全然、書けます。(グッズの)タオルのデザインで書き初めがありまして、そこでうまく書けました」
「好きなものでいえば、父方のおじいちゃんが居酒屋をやっているんですけど、そこで焼いてくれるねぎまです。おいしいです。小さい頃から食べています。味は塩です」
「『継続は力なり』という言葉。コツコツ小さなことをやっていかないと、大きな成果は出ないと思っています。継続できないと、上には行けないので、大事にしています。以前は継続力がなかったんですけど、両親や指導者に継続が大事だと言われてきました」
「人柄を含めて大谷翔平選手。ストイックで、プロはいろんな誘惑があると思うんですけど、ブレない。野球に対する姿勢がかっこいいなと思います。見習いたいと言いますか、すごいなと。接点はありません。いつかは会って、話しができたらうれしいです」
「2つあります。僕は右利きなんですけど、生活は全部、右で、投げる時だけ左。その理由として、父が草野球で右投手なんですけど、投げ終わった後、左でシャドーピッチングをしていて。幼少期にそれをマネして左投げに。母方のおじいちゃんが左は貴重だから戻すなと。それで左投げになりました。父とおじいちゃんには感謝しています。もう一つは、高2の冬にけがをして、復帰した高3の春。2カ月くらい、ずっと結果が出ない苦しい期間がありました。気持ちが切れかけていたんですけど、このしんどい時期を乗り越えられたら、成長できると、自分に言い聞かせ、反骨心を持って取り組んだ結果、少しですけど変わることができて。そこから調子が戻ってスカウトさんにも見てもらえるようになりました。一時はプロに行けないと思ったんですけど、そこが転機でした」