ファイターズ
2024/01/24 20:40

山本拓実 球速アップの鍵はフィギュアスケート!? 韓国武者修行で意外な提案

ブルペンで力を込めて28球を投じた山本拓=撮影・宮西雄太郎

先乗り合同自主トレスタート 一番乗りでブルペン入り

 日本ハムの先乗り合同自主トレが24日、1軍キャンプ地の沖縄・名護で始まった。初参加の山本拓実投手(23)は一番乗りでブルペン入り。捕手を座らせ、変化球を交えながら28球を投じた。

 中継ぎ陣の核となり得る小さな勝負師は、来たるシーズンへ向けて着実に力を蓄えている。

ブルペンでカーブを予告する山本拓

 

順調な仕上がり 宮古島自主トレでは打撃投手も

 仕上がりは順調だ。右腕は年明けから宮古島で自主トレを敢行。温暖な南の島では2日に1回のペースで投球練習を行ってきた。この日も真っ先にブルペンへ向かい、直球、スライダー、シンカー、カーブ、カットボールと変化球を惜しみなく披露した。

 「自主トレ先のマウンドは粘土じゃなくて土だったので、その辺の感覚を合わせながら。宮古島では打撃投手までやってきたので、もう投げる準備はできている。いつでもいけます」と万全を強調した。

19日からは1泊2日で韓国のトレーニング施設へ

 海を渡り、成長のヒントをつかんできた。19日に宮古島での合同自主トレを打ち上げると、翌日には1泊2日の強行軍で韓国へ渡航。ソウルにある動作解析の専門施設「SSTC」へ出向き、投球フォームの改良や肉体強化に取り組んだ。

明確になった課題 投球フォームの微調整

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