コンサドーレ
札幌MF近藤友喜が川崎との練習試合に出場 開幕スタメンに名乗り上げ「やることをやれれば」
【コンサドーレ沖縄キャンプ】
■1月24日、沖縄・赤間総合運動公園サッカー場
▽練習試合(45分×2) 北海道コンサドーレ札幌3-3川崎フロンターレ(1-0、2-3)
【札幌の得点者】鈴木、大森、出間
右サイドで75分間出場してアピール
北海道コンサドーレ札幌MF近藤友喜(22)が川崎との練習試合に出場し、右サイドのポジションで計75分間プレー。好守両面で見せ場をつくった。
前日練習後に体調不良の選手が出たため、急遽「人生で初めて」というポジションで出場することになった。不慣れなゆえに「ちょっとファウルが個人的には多かった。一歩遅れている部分だったりというところだと思うので、頭の整理と準備の部分が少し足りなかったかな」と自己評価は厳しいが、その存在感は強くアピールした。
守備ではGKの後ろでカバーリング
まずは守備。1本目20分、自陣ペナルティーエリア内で川崎に決定的なシュートを撃たれてしまった場面だ。GKの右横を抜けて札幌のゴールマウスに吸い込まれようかというボールを、最後の砦としてゴールライン上でクリアしたのが近藤だった。大ピンチを救い、「イメージ、意識していないというか。危ないなと思ってそこに戻ったら、ボールが来たという感じ」と運も味方したが、このときは川崎が押している時間帯だっだけに、失点していたら一気に流れを持っていかれる可能性もあった。1本目を無失点に終えるためにも、このカバーリングが値千金のプレーとなった。