北見市出身PG菊地がレバンガ入団会見「チームを代表する選手に」 島谷と不思議な縁も
大東文化大4年 特別指定選手として加入
Bリーグのレバンガ北海道は1月24日、特別指定選手として加入した北見市出身・菊地広人(大東文化大4年)の入団会見を行った。北見小泉中卒業後、静岡の強豪・藤枝明誠にバスケ留学。大学では主にシューティングガード(SG)として、3年時にインカレ3位、昨年は主将で8強入りをけん引した。レバンガではPGとSG併用での起用となる見込み。
「最大限チームに貢献できるように」
バスケ留学から7年、プロとして地元に帰ってきた。1月上旬にチームに合流。昨年11月に右足首を捻挫して出遅れたが、すでに完治し、フルメニューを消化している。「北海道でプレーできることを本当にうれしく思っています。自分の持ち味を生かして、最大限チームに貢献できるように頑張ります。Bリーグでプレーする以上は、活躍したいと思ってますし、ゆくゆくはチームを代表するような、どこどこと言えば菊地と言われるようなプレーヤーになりたい」と抱負を語った。
個性豊かなガード陣の中で3点シュートと守備をアピールだ
レバンガに合流して2週間が過ぎた。チームではPG寺園脩斗主将(29)を始め、個性豊かなガード陣が豊富。その中でチャンスをつかむことは容易ではないが、「ディフェンスとコミュニケーションを取る部分では慣れてきた。あとはシュート決めきることとシュートに行くまでの過程の部分。チームのシステムの中で、自分のチャンスをどうつくっていくかを模索している途中。新人らしく、アグレッシブにプレーすることと、持ち味であるスリーポイント、ディフェンスをしっかり発揮できるようにしていきたい」。チームの一員として早く認められ、プロデビューする日を待ち望む。
バスケ留学で学んだこと
常に高い意識を持って取り組んできた。北見小泉中を卒業後、「本州の環境に出て挑戦してみたかった」と、静岡・藤枝明誠高へ進んだ。「自主練の質とか、練習に対する姿勢だったり、どんな目的があって練習をしてるかとか、どういう意図があるのかって、こだわるようになったのも高校の時から。今のバスケットの生活にもすごい重要なことだった。そういうのをしっかり学べた3年間だった」。